2026/09/01

今月の聖句

9月の聖句

無垢であろうと努め、まっすぐに見ようとせよ。平和な人には未来がある。

旧約聖書・詩編 第37章37節

 日本では、特に8月は平和を想い、考える機会が多くありました。学校は夏休みとして、校内で生徒たちの活動を見守ることは少なかったですが、学校生活では決して経験することのできない時間をそれぞれに過ごしたと思います。今年、戦後81年の夏を迎えました。例年以上に英和は、改めて戦時中の出来事、そして平和について考える機会もありました。そのような経験と成長の成果を確認できるのが、9月です。
 夏休み前とは、見違えるように成長した生徒たちは、一学期のまとめをしていきます。しばらく学校での勉強から離れたことで、忘れてしまっていることもあるかもしれません。しかし今月は、着実に成長していくために改めて学びの成果を、一つずつ積み重ねてきた経験をしっかりと確認する重要な意味をもつ時です。聖書は「無垢であろうと努め、まっすぐに見ようとせよ」と語ります。物事のとらえ方は決して一つではありません。将来の可能性も様々です。けれども、自分という存在は唯一です。それゆえに最後は、自分自身で、自分の選びとして見定めなければならないことがあります。
 価値の多様性が認められることは、自分で何も選ばなくていいことではありません。あるべき姿をまっすぐに見つめることで、自分のもっている価値観、自分らしさに気づくことがあります。あらゆる雑念を取り払い、方々から聞えてくる雑音を振り払い、真実なるものを手にします。平和であることは、そのような道を進むためには必要不可欠です。平和であるからこそ、希望に溢れた未来が約束されていると言えます。神の恵みと導きのうちにある東洋英和の日々は、どのような時も未来につながる平和な人の一歩であるはずです。