カリキュラム

英語教育

Curriculum

グローバル化が進む社会で
活躍できる人物を育てる。

グローバル化が進み、「国際語」としての英語の重要性がますます高まる中、本校の英語科では、「世界で通用する英語能力の育成」を目標に掲げています。「聞く、話す、読む、書く」技能の習得を基盤に、将来生徒が国際的なコミュニケーションの場で自分の意見を発信できる「対話力」を身につけるよう学習します。
英会話の授業では英語ネイティブの教員が作成した本校英会話用の教科書を使用。学校生活など身近な話題もあり中学生も興味を持って学べる内容となっています。また、教科書とリンクしたホームページもあり、家庭でも英会話の授業の予習復習ができます。

Practice Makes Perfect

コミュニケーションを重視した
東洋英和の英語教育

東洋英和の英語教育は実際に英語を使う機会を多く提供します。声に出すこと、対話すること、発表することを重視したアクティビティが多くあり、活気のある雰囲気の中で授業が進んでいきます。中1入学時から少人数制クラス、中3からはグレード別で授業を行い、一人ひとりの個性や状況をていねいに把握します。

英会話テキスト

実生活に基づいた実践的な英語教材

英会話は、高2まで本校オリジナル教科書を使用します。英和での学校生活を題材として扱い、実生活に基づいた内容でコミュニケーション能力を高めていきます。また家庭学習用オリジナルHPを通して、いつでも自由に学べる環境を整えています。高3ではプロジェクト型学習を行い、動画作成、文学探究などを通してさらに思考を深め、表現力を鍛えます。

英語礼拝

全て英語で執り行う礼拝

月に1~2回行われる英語礼拝では、讃美歌、お話、お祈りなど、全てが英語で行われます。紙芝居や寸劇なども用いられ、無理なく英語での礼拝に親しむことができます。また、礼拝の最後には「主の祈り」を全員で心を込めて英話で唱えます。

English Day

楽しみながら学ぶ英語圏文化と語学

1日英語を話して過ごすEnglish Dayでは、イースター、ハロウィーン、クリスマスなど、毎回テーマがあります。生徒たちは英語の先生から出される英語のクイズに答えたり、エッグハントに挑戦したりして、会話を楽しみつつ語学力を磨き、世界の文化に触れていきます。

中高6年間通しての英語教育

英語科では中高6年間を通し、さまざまなアプローチで実際に英語を使いながら世界を広げていく授業を行っています。

中学部

実践的なコミュニケーション能力を培い、
異文化に触れる授業

英語使用の場で必要な知識(語彙・文法・文構造)を身に付け、授業内で実際に英語を使うことにより、使える文法能力を伸ばし、コミュニケーションを円滑に行うスキルを高めます。教科書は"NEW TREASURE"と本校オリジナルの英会話のテキストを使用し、アクティビティー、クラスメートとのやり取りや発表を多く行うことにより、間違いを恐れず積極的に英話を使う自信を育みます。また、異文化理解や国際理解の要素を取り入れ、深い学びへ導く授業を展開しています。さらに、各学年の特別プログラムを通して、英語の世界(文化や背景)を味わったり、段階に応じたトピックでのスピーチを通して想像力を育成していきます。

特徴的な取り組み

  • 1年

    中1クリスマス劇

    英語によるクリスマス劇

    「キリストの降誕」などのクリスマス劇を全編英語で表現します。劇を通じて多様な英語表現の習得を目指します。

    英語の短い詩、言葉の暗誦

    短い詩や名言を英語で暗誦することで、教科書にはない文化的な英語表現を身につけます。

    暗誦文例

    Bible Verse Twinkle, Twinkle The Creation Who Has Seen the Wind? A Prayer for Peace

  • 2年

    中2スピーチコンテスト

    有名な詩やスピーチの暗誦Part 1

    キング牧師、リンカーン大統領など歴史に名を刻んだ人物のスピーチを英語で暗誦します。教科書にはない文化的な英語表現を身につけます。

    暗誦文例

    I Have a Dream(Martin Luther King Jr.) The Gettysburg Address(Abraham Lincoln) Environmental Summit, 1992(Severn Suzuki) The Speech at the United Nations, 2013(Malala Yousafzai)

    スピーチコンテスト

    自分の夢や尊敬する人について、自分の言葉でまとめた思いを英語に置き換えてスピーチを行います。自らの思いをまっすぐに伝える発信力、表現力を英語表現とともに鍛えます。

  • 3年

    グレード別少人数クラスでの授業

    有名な詩やスピーチの暗誦Part2

    マララ・ユスフザイ、ヘレン・ケラーなど歴史に名を刻んだ女性活動家のスピーチを英語で暗誦します。英語表現とともに多角的な視点を持つ人物としての教養を身につけます。

    スピーチコンテスト

    「私のライフモット ー」「世界と私」など、テーマに沿ったスピーチを作成・発表します。テーマを論理的に伝える構成能力・表現力を英語表現とともに鍛えます。

    GTEC受検

    スコア型英語4技能テストを受けることで、自分の英語力がどのようなものか指標をたてることができます。大学受験にも対応しています。

高等部

多様な価値観を身につけ、
世界で通用する英語力を育む学習へ

英語を教養科目とし、英語を通じてさまざまな分野の内容を学習します。高度な英語力を身につけるだけでなく、文化、民族、科学、国際社会への関心や critical thinking(論理的・懐疑的思考力)を養う授業をしています。リーディングの授業では、社会問題や環境問題などについての英文を正確に読解する力をつけます。精読後は英語でディスカッションをし、自分の考えをまとめてエッセイを書いたり、プレゼンテーションを行うなどして、多様な価値観を理解し、尊重する姿勢を身につけます。また、英語ネイティブ教員と英語の文学作品を読み通す授業もあり、作家のメッセージを受け止め、豊かな想像力を育みます。ライティングの授業では、英文エッセイの構成を学び、英語で論文を書く基礎を築きます。また、各学年とも英会話の授業では、英語ネイティブ教員がマンツーマンでの口頭試験を行い、会話力を測っています。

習熟度に合わせた段階のグレード別クラス

授業は3段階のグレード別クラスに分けて行っています。
"Reading"の授業では、社会問題や環境問題などについての英文を正確に読解する力を養います。精読後は英語でディスカッションを行い、自分の考えをまとめてエッセイを書きます。
"Literature"の授業では、原書で英語の文学作品を読み通すことにより、英語力だけでなく、外国人作家のメッセージ受け止め、豊かな想像力を育みます。
"Grammar" の授業では、英文法・語法の知識を基盤とし、自分の意思を正しく相手に伝えるための実用的な言語能力を養います。
"WR" (Writing & Reading)の授業ではエッセイライティングを多く行います。英語で発信する力を培うと同時に、英文エッセイの構成を学び、英語で論文を書く基盤を築きます。
高3の上級グレード向け選択授業「英語講読」では、英語ネイティブ教員と英語の新聞や雑誌の記事を読み、ディスカッションやプレゼンテーションを行います。

  • Literature(文学)の授業で扱う本

  • 英語でのディスカッション授業

  • 英会話の口頭試験

4技能を測る大学入試外部試験への対応

本校の英語教育は従来から「実用的な英語力」の向上を重視しており、授業を通して4技能をバランスよく育成することを目指しています。多読の実践、レシテーションコンテスト、グループでのディスカッション、プレゼンテーション、エッセイライティングなど、4技能を駆使した取り組みが展開され、生徒達の英語力が鍛えられていきます。また、各学年とも英会話の授業では、定期試験として英語ネイティブ教員がマンツーマンでの口頭試問を行い、会話力を測ることも行われてきました。
そうした取り組みによって、中学3年生の時点でのGTECの成績では、6割を超える生徒がすでに「高校英語上級」レベルを上回っており、更に2割が「海外進学可能」レベルに達しています。高校2年生になると、9割近くが「高校英語上級」レベルをクリアしてきます。そして、「海外進学可能」レベルは半数以上、さらに、上位20%は「海外大学で専門教育を受けられる」レベルに成長しています。
これらのことから、今後の入試改革における英語4技能試験の導入は本校にとって追い風となると考えています。

2022年度GTEC受検結果