進路・進学

進路学習

Career Development and
Further Education

一人ひとりの賜物を見つけ、磨いていくことが
東洋英和の教育活動の根幹

聖書には「タラント (Taranto)」という言葉があります。一般的には「才能」「タレント」と呼ばれますが、私たちはこれを「賜物 (たまもの)」と考えています。
私たちは、神様は私たち一人ひとりを愛し、かけがえのない賜物を与えて下さっていると信じています。計算が得意な生徒、手先が器用な生徒、クラスを和ませてくれる生徒、クラスのために黙々と役目を果たす生徒、リーダーシップあふれる生徒...テストの成績や数値だけでは計ることができない、一人ひとりの賜物を見つけ、磨いていくことが、東洋英和の教育活動の根幹にあります。

神様が私たち一人ひとりを愛し、与えたかけがえないタラント(賜物)

生徒の希望と意欲に応える、個性を尊重する教育姿勢

学習面では英語は中1から、数学は中2から少人数制をとることで、どのような進路でも選ぶことができる基礎学力を育てると同時に、一人ひとりの個性を伸ばす環境を整えています。高校では国公立コース、医学部コースなどのコース制はとらず、志望進路に合わせた時間割を自分自身でつくれるよう、高2で20、高3で41の選択科目を設置しています。そのため、文系・理系にとらわれないHR編成をしています。

学校全体で生徒の自主性と責任感を育てる

活動面では、クラブ活動は高2を中心に責任を持ってクラブを運営し、下級生は先輩をロールモデルと仰ぎながら活動しています。生徒会は生徒のため、また世界の「隣人」のために何ができるかを生徒に問いかけ、新しいプロジェクトを次々と実行しています。文化祭 (楓祭) や運動会、野尻キャンプや学年行事、YWCAの活動などは生徒が中心となって運営されています。ディベート研究会やTEAM (Toyo Eiwa Activities for Myanmar)など、興味を持ったことに打ち込む自主的な活動も活発です。
全ての生徒がそれぞれのタラントを生かせるように、教師はさまざまな場を準備し、活動をサポートしています。

社会のために自分は何ができるか、問いかけに基づいた
進路を切り拓く。

このような環境のなかで、英和生はどのように進路を決めていくのでしょうか。
Callingという言葉があります。「天職」や「召命」と訳されます。そこには「神様から与えられた使命を果たすように呼びかけられている」という考えがあります。それは社会から必要とされることに尽くす生き方です。
敬神奉仕のもとに学ぶ英和生たちには、自分がやりたい仕事や学問、進学したい大学など「自分の思い」に加えて、「私にとってCallingとは何か?」という問いかけに基づいた進路を切り拓いてほしいと願っています。

進路学習の計画

将来の進路について
考えを深める

中学3年から自らの進路・将来について考えるプログラムが始まります。学年に応じたプログラムを通じて考えを深め、卒業後の学び、仕事、生き方、将来の進路について目標を明確にしていきます。単に大学への合格を目標にするのではなく、将来を見据え、自分の進路に合った大学選びを進めていきます。

中学部3年

社会の中で生きることについて考え、視野を広げます。さまざまな生き方をしている方々からお話を伺い、目指すべき持続可能な社会について話し合い、自分の将来を構想していきます。

高等部1年

模擬試験や大学の学部学科適性検査などを利用し、自分の適性・能力に気づきながら少しずつ進路を模索していきます。進路ガイダンスとして、社会の第一線で働く卒業生の講演を聴き、 自分の希望の進路や将来について考えを深めていきます。

高等部2年

自分の志望や適性に沿った選択授業、大学のオープンキャンパスヘの参加、大学について学ぶ進路ガイダンスなどを通じて、将来何を学ぶべきか考えを深めていきます。また、模擬試験や定期試験により自分の学びの深さを確認、目標を明確化させていきます。

高等部3年

中高6年間の集大成として、 希望進路を決定します。多様な選択科目から各自の専門性を深めていきます。毎年春に行われる卒業生による受験体験を聴く講演会では、 受験生としての自覚を高めていきます。模擬試験・校内試験で実力を確認し、担任と面談を繰り返しながら進路を具体化し、実現していきます。

1年通しての進路学習

生徒の未来・将来への歩みを1年通して共に考える

東洋英和では、学年ごとに1年を通して生徒に寄り添い、進路に沿った将来に導く活動を行なっています。
生徒個人個人の適性を見極め、悩みを聞き、共に成長へのヒントを見つける活動を学校全体で取り組んでいます。

自分を見つめ、未来をまなざすプログラム

中3の文理適性検査、高1から始まる科目選択。自分の適性をじっくりと見定めていく。

  • 文理適性検査

    中学3年次に行う文理適性検査で自らの将来について考え始め、担任とコミュニケーションを取りながら未来の像を描いていきます。

  • 働く卒業生による
    講演会 (高1)

    社会においてさまざまな分野で活躍する卒業生のお話を聴き、自らが進むべき方向性の輪郭をより確かなものへとしていきます。

  • 卒業生による
    受験体験の講演会 (高3)

    文系・理系・芸術系に分かれ、英和ならではの多様な進路についての実践的な体験談を卒業生から聴きます。

プログラム一覧
  中3 高1 高2 高3
4月~7月 SDGsに基づき視野を
広げる学年プログラム
大学ガイダンス 進路ガイダンス 卒業生による受験体験の講演
全国模試受験 大学ガイダンス 全国模試受験
学部学科適性検査 全国模試受験 進路ガイダンス
医学部進学ガイダンス 医学部進学ガイダンス 院内進学ガイダンス
大学ガイダンス
医学部進学ガイダンス
夏休み   大学オープンキャンパスへの
参加
大学オープンキャンパスへの参加 三者面談による進路支援
夏期受験対策講座 夏期受験対策講座
9月~12月 文理適性検査 進路ガイダンス 進路ガイダンス 大学入試ガイダンス
高等部選択授業登緑 大学生による講演会 大学オープンキャンパスレポート
発表会
全国模試受験
学力推移調査 働く卒業生による講演会 進路ガイダンス「受験生になるために」 大学入試出願指導 (面談)
社会で活躍する女性による講演会   大学教授による講演会 推薦入試模擬面接の実施
1月~3月 SDGs研究・
発表決勝大会
全国模試受験 全国模試受験 出願指導(面談)
春期講習 春期講習 共通テストリサーチの実施
    受験直前対策講座
  校内自習室開室

充実の支援サポート

進路ガイダンス

大学受験直後の卒業生の体験談、社会人卒業生の仕事の喜び、大学教授の学ぶ意義などが聞ける機会がさまざまに散りばめられています。

卒業生によるサポート

東洋英和の卒業生は母校がとても大好きで母校を誇りに思ってくれています。いろいろな場面で母校のサポートをしようと大勢の卒業生たちが自分のできることを登録しているのがOG BANKです。チューター、家庭教師、野尻のサポート、進路ガイダンス、図書室のお手伝いなどなど。オール東洋英和で生徒の学校生活を支えています。

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