2025/10/20
東洋英和の日々
【コーヒープロジェクト】チョコレート開発プロジェクト始動!
中高部コーヒープロジェクトでは、「一杯のコーヒーから始めるSDGs」をスローガンに、サステイナブルコーヒーの販売を通じて、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の実現を目指す活動を行っています。
この秋、新たに「チョコレート開発プロジェクト」が始動しました。
きっかけは、現在高1の生徒が中1の英語の授業で学んだ「チョコレートの裏側にある児童労働の問題」でした。
授業で知ったその現実に胸を痛めた生徒たちは、「自分たちにできることから始めよう」と話し合い、約3年半にわたって構想を温めてきました。
学びの中で生まれた想いが、ついに一つの形となり動き出しています。
今回は、株式会社クラウン製菓様のご協力のもと、「銘柄選定会」を開催。
エルサルバドル・ベネズエラ・タンザニアの3か国のチョコレートを試食し、味や香り、そしてその背景にあるストーリーを学びました。
最初は何の情報もない状態で試食し、「純粋にどの味が好きか」という観点で選びました。その結果、「フルーティーな香りが印象的」という声が多く、ベネズエラ産が人気に。
続いて、クラウン製菓の担当の方から、各産地の特色や現地の情報について伺いました。
エルサルバドル産のカカオは、100年もの歴史がある農園で栽培されています。
また、古代マヤ文明の時代からカカオを日常的に使っていたことも学びました。
現在は、JICA(国際協力機構)の支援により、持続可能な生産体制が守られています。
ベネズエラ産のカカオは、豊かな自然と気候に恵まれた土地で栽培されています。
地元の教会の前の庭で、発酵や乾燥の過程を歌とともに行う独自の文化があるそうです。
柑橘系の香りとナッツのようなコクが調和した味わいが印象的でした。
タンザニア産は、栽培から製造までをすべて国内で完結。
リンゴのような酸味があり、カカオ本来の力強さが感じられるチョコレートでした。
背景を知ったうえでもう一度試食を行うと、生徒たちは「味の感じ方が変わった」「物語を知ると、同じ甘さにも深みが出る」と話していました。
生徒たちは今回の取り組みを通して、作る人も食べる人も幸せになれるチョコレートを届けたいと思っています。
今年のクリスマスでの販売に向け、どの銘柄を選び販売するか、生徒たちの議論と挑戦は続きます。
















