2025/01/20
東洋英和の日々
情報リテラシー講習
中学2年生を対象に、情報リテラシーについての講習を行いました。
講師としてお招きしたのは、小木曽健先生です。
小木曽さんは現在、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの客員研究員で、情報リテラシーについて、これまで学校など様々な方を対象に、多くの講演をなさってこられました。
現在の多くの生徒にとって、今やスマホやSNSは生活に欠かせないもの。
小木曽先生の臨場感あふれる"炎上"の実例の紹介に、生徒は全員、真剣に聞き入っていました。
中でも驚いたのは
「些細な日常の情報から、すぐに身元が判明する」
「"炎上"はたった2人で、ほんの数分で起こる」
というお話でした。
はじめは半信半疑で聞いていた生徒も、実例を聞くにつれて、日ごろ何気なく使っているネットの恐ろしさを実感した様子でした。
子どものネットとの関わり方は、保護者にとっても非常に関心が高いと考え、今回は中2保護者にもお声がけをしたところ、多くの方がご参加くださいました。
一度ネット上に上がった情報は、何十年後も残り続け、関係者を苦しめることになる可能性があります。
生徒はもちろん、大人も投稿する前に一度立ち止まって、投稿したらどのようなことが起きるのか想像力を働かせることの大切さを、改めて教えていただきました。
小木曽先生、ありがとうございました。