2024/07/04
東洋英和の日々
YWCA沖縄平和研修
3月下旬にYWCA沖縄平和研修が行われました。
ウクライナやガザ地区で戦争が続いている今、太平洋戦争で地上戦が行われ、今も多くの基地を抱える沖縄について学びたいと考えた高2役員が中心となって企画したものです。
平和記念公園でガイドの方から説明を受けました。
「平和の礎」には国籍も関係なく、沖縄戦で亡くなったすべての方の氏名が刻まれています。
青い空と海が広がる場で多くの方が亡くなったと思うと、平和の尊さを実感しました。
ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館を見学しました。
同世代の女子生徒の姿に胸が痛みました。
1日目の夜には沖縄YWCAの方にいらしていただき、お話を伺いました。
2日目
海軍司令部壕を見学しました。海軍の司令官が自決した跡が残っていました。
佐喜眞美術館で「沖縄戦の図」について館長さんに説明していただきました。
佐喜眞美術館の屋上からは普天間基地を見下ろすことができます。
基地と隣り合わせの沖縄の方々の暮らしを実感しました。
「道の駅かでな」から嘉手納基地を見学しました。軍用機の騒音も体験しました。
チビチリガマの中に入ることはできませんでしたが、ガマの前でガイドの比嘉さんにお話を伺いました。
力強いお話に引き込まれました。
座喜味城も比嘉さんに案内していただきました。
琉球王国時代に思いを馳せました。
夜には真和志教会を訪問。バンドの演奏もしていただき、沖縄のいろいろな面について伺いました。
3日目
瀬長島ウミカジテラス・万座毛の見学後、沖縄の文化体験をしました。
紅型マット・とんぼ玉ストラップ・シーサー色付けをしました。
グラスボートで沖縄の海を覗き、珊瑚や熱帯魚を見ました。
夜は読谷教会を訪問。
沖縄戦で集団自決せずに生き延びた人たちの中に命の大切さを主張したクリスチャンがいたことを伺いました。
お話の後は教会の屋上に上がり気持ち良い風に吹かれました。
4日目
首里城を見学しました。
その後、国際通りの班別自主研修を行い、帰途に就きました。