元高等部長･露木美奈子先生の礼拝

本日は、元高等部長の露木美奈子先生による礼拝が行われました。
露木先生は東洋英和を退職後、3年ほどカナダやイギリスで生活し、特にイギリスでは環境に負荷をかけない社会について学ばれたそうです。
帰国後、週一日は畑で汗を流され、環境にやさしい無農薬農業を実践されておられるそうです。
また本年度は英語科の非常勤講師としてカムバックして下さいました。
今日の聖書の箇所は、先生が特にお好きだという「詩編」19編でした。

礼拝の中で、高2の英語の授業に関連して『沈黙の春』が採り上げられました。
環境破壊、気候変動やその影響を受けた格差の拡大など、人間の活動が引き起こす問題に触れ、「創世記」1章28～29節にある「人は地上の全てのものを支配せよ」という神の言葉を、自分勝手に解釈した結果ではないかとご指摘されました。
神から与えられた美しい自然に対して、「詩編」19編14節「あなたの僕を驕りから引き離し　支配されないようにしてください。」という聖句を常に覚えていたいというメッセージを頂きました。
その後、讃美歌90番「ここも神の御国なれば」の、美しい自然と神を讃美する生徒たちの歌声が大講堂に響きました。