2024/03/13

東洋英和の日々

宗教活動委員会 ユニセフハウス訪問

中学部3年の宗教活動委員からの報告です。

3月6日、中学部宗教活動委員会は東京品川に立地するユニセフハウスへ訪問し、校内で募集した外貨コインを贈呈しました。
また世界の子どもたちの現状やユニセフの活動を紹介する展示スペースを見学し、スタッフの方から説明を伺いました。
子どもたちが実際に身を置いている過酷な環境の再現や映像で、非常にわかりやすく、世界の現状について知ることができました。中でも印象に残ったのは、エチオピアに住む13歳のアイシャという少女です。学校に通うことは許されず、毎日炎天下の砂漠を片道4時間かけて、茶色く濁った水を汲みにいきます。水と食事が許されるのは、1日1回だけです。13歳というとわたしたち中学生と年齢が近く、親近感を抱くともに、この全く違う環境に置かれている彼女を見て、他人事ではないと心底思いました。またユニセフの存在理由を痛切に感じました。
このように、東京にいながらも様々な国を旅し、そしてその国々のきびしい現状を深く受け止める、本当に貴重な体験でした。一同はテスト最終日でしたが、その疲れを忘れ、展示と説明に没頭していました。
個人でも行くことができるので、気になった方はぜひ足を運んでみてください!
より多くの人々にこのきびしい現状が周知され、すべての子どもたちの権利が守られる未来が訪れますようお祈りしています。

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