2024/02/07
東洋英和の日々
高等部図書活動委員会 読書会
少し前になりますが、昨年11月末に岩波書店ジュニア新書編集部の方にお越しいただき、出張読書会を体験しました。図書活動委員達が選んだ本は、岡本啓史著「なりたい自分との出会い方(岩波ジュニアスタートブックス)」。そろそろ進路について真剣に考える時期、積極的に意見を交換できるのではということで決定しました。
普段比較的ひかえめな生徒たちも、編集部の方の和やかなサポートのもと、「序章を読んでの感想」に始まり、好きな本の話、普段どうやって本と出合うかなど、あっという間に時間は過ぎていきました。
以下、委員の感想の一部をご紹介します。
・はじめての読書会だったのですが、自分の好きな本や本を読んで感じたことを話したり聞いたりするのがすごく楽しかったです。自分のやりたいことや将来に悩んでいる、この高校2年生の今、私は岡本さんのこの本に読書会を通して出会えたことに本当に感謝しています。多様性の時代の中で生きるのは「やりたいことを主張していかなきゃいけない」と思っており、とても大変なものだと思っていました。ですが、この本を読んで、今すぐ見つける必要はなく、見つかったときにはじめればいいんだ。と安心することができました。自分の人生を夢を探しながら、自分らしく胸を張って生きていこうと思います。ありがとうございました。