2026/03/10
講演会
本校では毎年1月に講演会を実施しています。
今年は東京大学グローバル教育センター教授 彦谷貴子先生に「これからの世界と日本と東洋英和」と題して講演していただきました。
先生は本校の卒業生でもあります。
冒頭、講演の基調となる「It’s up to you.(自分で決めなさい。)」という言葉を、東洋英和での生活や海外での学びの中での経験に基づいてお話くださいました。
その後、世界の動きや日本のこれからを手がかりに、一人一人の未来を「自分ごと」として考えることの大切さをお話してくださいました。
今回の講演では、先生はできる限り多くの生徒と直接お話したいと、質疑の時間をたくさんとってくださいました。
緊迫する国際情勢、少子高齢社会への不安、外国にルーツを持つ方との共生、SNSの政治や社会への影響など、率直な質問が次々に飛び出しました。
幅広い内容の質問に対して、先生は丁寧にお答えくださると同時に、あえて明快な断定をせず、もっと調べよう・考えようと思わせる回答をなさっていることが印象的でした。
講演の最後に紹介してくださったエレノア・ルーズベルトの「The future belongs to those who believe in the beauty of their dreams.(未来は未来の美しさを信じる人のものである)」という言葉は、生徒の心に深く響き、勇気づけたことと思います。
以下、生徒の感想を抜粋して紹介します。
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「熟慮を取り戻すにはどうすればよいか?」という私の質問に「一人一人が意識すること」とご回答下さったとおり、個人の心がけが社会の健全さにつながると信じて、日々、自立して考えて行動できる人物になりたいです。
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利己的な国家の政策が世界を混乱させている現状をうかがい、どうすれば「他者のために」という視点を持てるのか質問しました。そこで「利他的な行動の方が長期的な利益がある」と教えていただき、その考えを自分以外とも共有するために、自分もビジョンを示す人になろうと考えました。
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今回の講演を通して、今「It’s up to you.」について学ぶ環境があり、世界をより良いものにするために何をするべきかを考えることができるのは恵まれていると感じました。
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今回の先生の講演を通して、未来は自分たちの選択によって作られるものだと感じました。社会問題やAIを難しいと捉えるのではなく、自分事として向き合っていくことが大切だと思いました。
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民主主義はなくなって初めてその価値に気づく空気のようなものであるように、素晴らしい仲間と一人一人を尊重してくださる先生に囲まれて送る東洋英和での生活の幸せを自覚しているつもりでも、根本にある東洋英和が持っている時間軸と空間軸の広さからもたらされる豊かな可能性は、当たり前のことではないと知ることができた。
















