2025/11/13
創立記念礼拝
11月6日は東洋英和女学院の創立記念日です。
1884年に2名の生徒から始まった「東洋英和女学校」は、141年目を迎えました。
11月第1週は「創立記念特別週間」として、卒業生による礼拝を行い、創立記念日には全校で学校の創立をお祝いする礼拝を行います。
11月6日の創立記念式では、石澤中高部長から、東洋英和が大切に掲げてきた「敬神奉仕」の書を揮毫した齋藤實と、その妻・春子についてのお話がありました。
春子さんは東洋英和の卒業生、その夫である齋藤實は第30代内閣総理大臣で、1936年2月26日に暗殺されました(当時は内大臣)。
春子さんは東洋英和女学校2期生、明るく活発な人柄で、夫の齋藤が困難な立場に置かれたときにも、いつも共に歩みました。
しかし軍国主義が強まる中、統治においては融和を、外交においては協調を旨とした齋藤は、一部の強硬な軍部から敵視され、ついに殺害されてしまいます。
「敬神奉仕」の書は、亡くなる少し前に揮毫されたものです。
この日は「敬神奉仕」の標語のもととなった「マルコによる福音書」12章28~31節のほかに、「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイによる福音書5章9節)も読まれました。
激動の時代、平和を実現するために生きた齋藤夫妻のことをおぼえ、二度と戦争を起こさないように、一人一人ができることを果たしていきたいと思います。
11月4日にお話しくださった卒業生は、野尻が大好きで、最初に歌った讃美歌30番を聞くと、野尻湖に広がる大自然と神さまが共におられる感覚を思い出すそうです。
「マルコによる福音書」12章28~31節に基づく学院標語「敬神奉仕」は、東洋英和を卒業してからも、いつも確かに自分と共にある、人生の大事な羅針盤になっているというメッセージを頂きました。
5日にお話しくださったのは、小児科医として働いている卒業生です。
在学中に東南アジアでボランティアに参加したことから医療の道を志し、多くのことを経験する中で信仰に導かれたことをお話してくださいました。
人生には、何事にも「時」があり、「神はすべてを時宜にかなうように造」られます。(コヘレトの言葉3章11節)。時宜にかなうとは「美しい」という意味です。
その「時」を信じて、与えられた恵みに感謝し、毎日を過ごしていきたいと思います。
7日にお話ししてくださった卒業生は、大学に進学して、改めて英和のあたたかさ、人と人とのつながりを感じた、といいます。
人は自分一人で存在するのではなく、誰かの支えによって今の自分が形作られます。そして、そのことに気づいていることも、気づいていないままに過ごしていることもあります。
中高部で出会った親友との交わりを通してそのことに気づいた体験から、たがいに感謝して支え合うことの大切さを話してくれました。
忙しい中でお話しくださった卒業生の皆様、ありがとうございました。
















