中１防災訓練

期末試験最終日に、麻布消防署のご協力のもと、中1防災訓練が行われました。
消火器を使用した初期消火訓練、煙ハウス体験、起震車体験を通じて、実際に災害が発生したときにどのように行動すればよいかを学びました。

初期消火の訓練では、消火器の使い方を学び、火元を模した的を狙って実際に使ってみました。
水の勢いが強く、狙いを定めるのに一苦労した生徒もいましたが、消防署の皆様から直々にコツを教えていただきました。

次に煙ハウス体験。
ハンカチで鼻と口を覆い、姿勢を低くして入ります。
出てきた生徒たちは「なんにも見えなかった！」と感想を交わしていました。
煙でどれだけ視界が遮られてしまうのか、身をもって体感することができました。

起震車体験では、最大震度7を観測した阪神淡路大震災の揺れを体験しました。
両手でしっかりと机の脚を握っていても、しりもちをついたり、頭を机にぶつけてしまったりと、想像以上の揺れで、生徒たちは驚いていました。
とにかく揺れを感じたらすぐに机の下に身を隠し、できるだけ姿勢を低くする、また揺れが収まりかけてもすぐに机から出たりせず、周りの様子を確認するなど、大事なことを学びました。

今回の防災訓練を通じて、災害時の行動に理解を深め、身を引き締めることができました。
麻布消防署の皆様、ご協力ありがとうございました。