2025/03/28
高等部修業式
2025年3月、高等部修業式を執り行いました。
前奏、讃美歌452番「ただしく清くあらまし」ののち、「申命記」6章1~5節と、「ローマの信徒への手紙」5章1~4節が読まれました。
申命記6章5節「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」は、今年度の年間聖句です。
石澤友康部長による式辞。
この1年間に学んだこと、経験したことを、それぞれふり返りながらお話を聞きました。
祈祷、讃美歌453番「きけや愛の言葉を」、黙祷をもって式は終了しました。
その後、この1年間に優れた結果を残した生徒の報告と表彰が行われました。
この時に授与される賞に「長野賞」と「山口奨励賞」があります。
「長野賞」とは、太平洋戦争時から戦後の最も困難な時代において院長として東洋英和の発展のために尽くした長野彌(わたる)先生を記念して設立された、教育奨励基金による賞です。
高等部の生活で、勉学においては最も優れた成績を残す、あるいは研究活動や奉仕活動に積極的に取り組み、極めて良い評価を得た高校3年生に贈られます。
「山口奨励賞」とは、卒業生である医学博士 山口知子氏に由来します。
山口氏は女性の医学部進学が珍しい頃、東京女子医科大学に進み、その後東京女子医科大学内に東洋英和女学院同窓会組織を設立し、長く会長を務められました。
将来の日本を支える優秀な人材を育成してほしい、という先生の願いに基づいて創設された賞です。
ほかにも、東京都知事賞ほか、さまざまな団体から素晴らしい賞を多く頂きました。
学業、スポーツ、探究、自主活動、奉仕活動など、さまざまな場で英和生が積極的に活躍していくことを願っています。
最後に在校生を代表して高校2年生から高校3年生へ記念品が贈られました。
















