2025/01/17

中1ディアコニア「講演会」

第8回 中1ディアコニア活動は、障がいをもつ方のお話を聴く講演会です。
今年は並木浩子先生をお迎えして、「視覚障がい者の生活について」というテーマでお話を伺いました。
並木先生は、生活上の困難な点として、1人で外出することの大変さや、スーパーマーケットでのセルフレジ、レストランでのタブレット注文における不便さといったことを挙げられました。
一方、音を頼りにするスポーツを行うこと、音声ガイド付きの映画鑑賞など、生活の中では楽しいこともたくさんあることをお話されました。
その他、生徒たちに向けて3つのお願い(視覚障がいの方を見かけたときに大切にしてほしいこと)や、ユニバーサルデザインの商品の紹介もして下さいました。

ごきげんよう!これから並木先生による講演が始まります!

並木先生は丁寧に分かりやすく、ご自身のことや私たちに気をつけてほしいことをお話くださいました。先生から生徒に向けた3つのお願いは、
①白杖を持っている方を見かけたら声かけをしてください
②展示ブロックの上に立ったり、物を置かないようにしてください
③歩きスマホをしないでください
の3点でした。
生徒たちは普段の生活の中でこれらのことをより意識するようになりました。

音を頼りにするスポーツの紹介。
生徒たちは今後の活動でブラインドサッカーを体験する予定です。

ユニバーサルデザインの商品を紹介して下さいました。
シャンプー・リンス、牛乳、ボンド、ジャムなどの商品をご紹介されました。
写真に写っているのはボンドです。

紙幣も触って千円なのか5千円なのか1万円なのか分かります。
生徒たちは紙幣にそのような違いがあることを知り、驚いていました。

生徒たちから先生への質問タイムです。
生徒たちの質問に親身に耳を傾けてくださり、丁寧にご説明くださいました。
並木先生は、1月の聖書の授業にいらしてくださり、点字についてご指導下さる予定です。

生徒たちは真剣に先生のお話を聞き、心に残ったことや感想をしっかりと記録しました。