2024/10/24
中1ディアコニア「車椅子体験」
第6回ディアコニアは、9月と10月の2回に分けて、車椅子体験学習を行いました。
車椅子の方を見かけて、何かお手伝いしようと思っても、正しい知識がなければ何もできません。
今回の活動では、車椅子の正しい知識と使い方を学び、実際に乗ったり押したりする体験をしました。
まず先生から車椅子についての説明を受けます。
各部にはそれぞれ名前があります。しっかり覚えましょう。
各部分の動きを確認したら、一人一人車椅子に乗って、押してみます。
実際に乗ってみると、急に動いたり止まったりすると、想像以上に恐怖感を覚えることが分かります。
安全に操作するだけでなく、コミュニケーションを通して安心してもらうことがとても大切です。
町の中にはバリアがたくさんあります。
こんなに小さな段差でも、車椅子で越えたり降りたりするのは大変です。
段差を登ろうとするとき、ステッピングバーを踏み、ハンドグリップを押し下げて車椅子を傾けます。
ゆっくりと安定して操作するには、想像よりも力が必要です。
なぜか先生も乗る体験をしていました。
一通りの体験を済ませたら、いざ校舎の外へ!
車椅子に乗ってみると、それまで何も感じなかった場所に、たくさんのバリアがあったことを実感します。
坂道を押して登るのは本当に大変!
みんなで協力して正門に向かいます。
坂道を下りる時には、背中側から下ります。
前が見えず、不安定なので、乗っている人はとても怖い!
みんなで一生懸命支えながら、ゆっくりと坂を下りていきます。
学校の前の歩道は狭いので、交通整理をしながら通りました。
今回の体験学習で学んだことを、学校の外でも活かしてくださいね。