2024/10/24

中1ディアコニア 講演会「聴覚障がいについて」

中1では年間を通してディアコニア活動を行っています。
ディアコニアとはギリシア語で「隣人に仕える」という意味です。
キリスト教の精神に基づき、自分とは異なる立場や背景を持つ方々と共に生きるための体験をするプログラムです。

先日のLHR(ロングホームルーム)の時間に実施した第7回ディアコニアでは、日本ろう劇団顧問や俳優など多方面で活躍されている井崎先生よりお話を伺いました。
日常生活で使える手話をいくつか教えていただき、生徒たちも興味をもって実際に手を動かしてみました。
井崎先生のお話にも問いかけにも手話で「わかる」と返事をして、覚えたばかりの手話を使って先生とコミュニケーションをとろうと頑張っていました。
また、聴覚障がいのある方に対する会話方法は手話だけでなく、口話や空字や表情などもあり、それを組み合わせて会話が成立していることもわかり、とても勉強になった講演会でした。

生徒は「手話にもいろいろな種類があったり、視線やあごの動きなどで会話をしていたり、いろいろなことを感じられていることを知って、私の何倍も観察力を持ってらっしゃるのだと知りました」と感想を述べていました。

習ったばかりの、「拍手」の手話をしています。

口話だけで「なまこ」という単語をお友達に伝えています。
ほとんどの生徒が「たまご」と間違えていました。