2024/03/14
高等部卒業式
2024年3月18日、第138回卒業証書授与式・第76回高等部卒業式が、新マーガレット・クレイグ記念講堂(大講堂)で行われました。
2018年4月に入学した卒業生一同は、中3から本格化したコロナ禍での様々な制約の中にあっても、神様の愛をたっぷりとうけ、大きく成長しました。
在校生・教職員・保護者が一堂に会して、卒業生186名の門出をお祝いしました。
6年前の入学式と同じように、卒業生はパイプオルガンの音色の中、大講堂に入場します。
聖書科教諭・牧師の上野峻一先生が聖書を読み上げます。
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。」(コリントの信徒への手紙一 3章6~7節)
卒業生一人一人の名前が読み上げられ、起立していきます。
総代へ卒業生全員の卒業証書が授与されました。
高等部部長・楠山眞理子先生から式辞を頂きました。先生も卒業生と一緒に、今年度で高等部をお引きになります。
かつて卒業生の聖書の授業を担当していた副院長・髙橋貞二郎先生から、あたたかい祝辞を頂きました。「わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。うろたえてはならない。おののいてはならない。あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。」(ヨシュア記1章9節)
在校生代表が、心のこもった送辞をおくります。
卒業生代表が、6年間の思い出と感謝、未来への不安と期待をこめて、答辞を読み上げました。「今日は、一旦解散です。また必ず、みんなで集まりましょう。」
高三の1年間をかけて練習してきた、ロッシーニ作曲「三つの聖歌」を全員で歌います。
歌うことが大好きだった卒業生。
みんなで大講堂で一緒に歌うのも、今日が最後です。
牧師による祝祷。
「主があなたを祝福し、あなたを守られるように。主が御顔を向けてあなたを照らし あなたに恵みを与えられるように。主が御顔をあなたに向けて あなたに平安を賜るように。」(民数記6章24~26節)
「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同と共にあるように。」(コリントの信徒への手紙二 13章13節)
一同の拍手の中、晴れやかな笑顔で大講堂から退場していきました。