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歴史と沿革

長い歴史をもつ小学部の教育

カナダ・メソジスト教会から派遣された宣教師カートメル先生が、麻布鳥居坂の地に女子のための学校を建てられたのが、1884(明治17)年。
その当初から今の小学校の学齢の子どもたちも入学しており、創立4年後には小学部の始まりと言える「幼稚科」が設置されています。
寄宿舎生活の中では、「小さい人たち」と呼ばれ、宣教師の先生方や上級生たちに愛されながら、キリスト教信仰と、英語に特長のある高度な教科教育と、生活全般の知識を学んでいました。
10歳で東洋英和女学校に編入学した翻訳家、村岡花子さんを主人公としたNHKドラマ「花子とアン」(2014年放映)でも、その片鱗がえがかれていました。
子どもたちと先生たちが一つの家族のように互いに思いやる小学部の空気は、創立の頃から流れているものなのです。

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1884年 カナダ・メソジスト婦人ミッションは、わが国における女子教育の目的をもって東洋英和女学校を開校し、創設の提唱者宣教師ミス・カートメルが校長に就任。
1888年 小学校の母体となる幼稚科を設置。
1900年 新校舎落成し移転。
1909年 幼稚科と予科を改めて小学科とし、修業年限6年とする。
1927年 校服を制定。
1928年 校旗および標語「敬神奉仕」を制定。
1932年 小学科母の会、発足。
1934年 創立50周年記念式を挙げ、校歌を制定。
1941年 校名を小学科は東洋永和女学校付属初等学校と改称。
1945年 法人名を東洋永和女学院と改称。
10月疎開学園を解散、母校に復帰。11月より授業再開。
1947年 校名を東洋英和女学院小学部と制定。
1954年 小学部新校舎が落成して現校地に移転。
1959年 小学部夏期学校始まる。(軽井沢追分寮)
1960年 小学部講堂落成。(講堂地下に食堂設置)
1966年 小学部校舎(特別教室)増築。
1984年 創立100周年記念式典、全学院音楽会を挙行。
1989年 東洋英和女学院大学開学。
1993年 東洋英和女学院大学大学院開学。
1994年 創立110周年記念式典挙行。
1996年 中学部・高等部の新校舎完成。追分寮改築。
1998年 小学部新校舎建築開始。(9月より赤坂仮校舎生活)
2000年 小学部新校舎竣工。(9月より六本木の生活再開)
2002年 小学部父の会発足。
2004年 創立120周年記念式典及び関連行事挙行。
2006年 パイプオルガン完成。
2014年 創立130周年記念式典及び関連行事挙行。

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