キリスト教教育 - どこを切っても「敬神奉仕」
学院のすべての学びの根幹にあるものが、「敬神奉仕」です。
小学部では礼拝や聖書の授業だけでなく、他の教科や行事、日常のさまざまな場面で、「敬神奉仕」の心に基づく教育がなされています。
どこを切っても「敬神奉仕」です。
小学部での毎日は礼拝で始まります。子どもたちの元気な讃美歌や 「主の祈り」は、一つの思いになってささげられています。
また日々子どもたち自身の言葉で祈る、朝夕の祈り、食前の祈り、 行事の祈りもそれぞれ心から祈られています。
東洋英和は創立以来の週5日制。土曜日に授業は行われず、日曜日に児童はそれぞれの自宅近くの教会学校に出席しています。
自ら考える力を育てる教科教育
小学部では6年間かけて、一人ひとりの考える力を育てつつ、徹底して基礎学力をつけることを目指しています。
そのため4年生以上の教科担任制度(全教科)や、協力教授組織などで取り組み、 それぞれの個性と特質に応じたきめ細やかな指導を行っています。
英語、音楽、体育、図工は1年生から完全に専科制。
それぞれの担当が6年間を見据えたカリキュラムを組むことで、系統的な学びがなされているため、専門的で高度な学びができています。
かけがえのない学びとなる、たくさんの行事
軽井沢の追分寮での夏期学校を始め、校外でのその学年でしか経験できないさまざまな行事や、運動会や学芸会など、教室を離れての子どもたちが大好きな行事の数々。
それらを通して子どもたちは大きく成長していっています。
平和な未来をつくるための国際教育
2003年に始まった、同じくキリスト教学校である梨花女子大学附属初等学校(韓国)との交流は年々深まり、それぞれの友情、互いの学校、国を思って祈りあう、真の「姉妹関係」を形づくっています。
この交流を始め、広く世界に目を向けた数々の学びを身につけた小学部の子どもたちが、平和な未来をつくる者となれることを目指しています。
豊かな人間性が養われる日々の学校生活
毎日、広い食堂で全校児童と先生たちが一緒にいただく給食は、学院創立時の寄宿舎生活以来の伝統。
上級生は下級生のお世話をします。
小学部では、すべての子どもたちがすべての先生たちの教育の対象です。
全校児童の顔写真で名前を確認しながら、先生たちは自分が担当していない子どもたちにも声をかけ、指導しています。
保護者とも緊密に連携を取りながら、どの子どもたちにとっても、楽しい学校生活が過ごせるよう、常に配慮しています。
また明るい挨拶、気持ちのよい言葉遣い、正しいマナーを身につけることも大切にし、子どもたちに備わる力を生かしながら指導しています。
一貫教育の特性を生かした他の部との連携
隣接した幼稚園とは、さまざまな行事での交流をはかっています。
中高部とは、各教科の教員間で連携を取りながら、一貫した指導を目指しています。
また楽しい行事での交流や、クラブ活動で指導を仰いだりしています。
大学生には、主に宿泊行事において力を借りています。
すべての子どもたちの健やかな成長を見守る保護者の方たち
長い歴史を持つ母の会活動に加え、2002年から父の会が発足しました。
小学部には、深い学校へのご信頼のもと、協力を惜しまない保護者の方たちがたくさんいらっしゃいます。
すべての子どもたちの笑顔が輝く学校生活、健やかな成長のために、積極的に楽しみながら活動してくださっています。