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留学・国際交流

帰国レポート・留学レポート

ヴィクトリア大学ELC(カナダ)2023

国際コミュニケーション学科1年
留学期間:2023年8月7日~8月27日

充実したカナダでの日々

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私は中学生の時からずっと留学に憧れており、大学1年生の夏にやっとその願いが叶いました。カナダのバンクーバー空港に着いた時、見慣れない景色や匂い、日本語が通じない環境という初めての空間に圧倒されつつも好奇心でいっぱいになりました。ヴィクトリア大学ELCでの生活は、とても刺激を受けることが沢山あり、特にカフェテリアではビュッフェのように自分たちで食事を取り、ONEカードというカードを使用して食事代を払うのですが、その時に「すごく美味しそうな組み合わせね」や、味噌汁があると「日本食が恋しくなってきた?」などちょっとした会話も楽しむことができ、期待以上の最高の時を過ごせました。


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そして、授業では日本とは違うなと感じることが多くあります。それはディスカッションをする場がとても多いこと、考えて自分の言葉で表現することの大切さを学べる場であることです。日本の教育は比較的、先生の話を聞いてノートに書くというものが主流だと思いますが、ヴィクトリア大学ELCでの授業は毎日机を円にし、話し合う場が設けられていました。その為、専門用語が英語でわからなくても自分の意見を自分の持つボキャブラリーで相手に伝え、自身の英語に磨きをかける事が出来たと思います。さらに、先生は質問をするとすぐに答えは言わず徐々にヒントを出してくれます。何か答えるまでは解答を教えてくれません。ミスするのが怖いと感じてしまいがちな日本人にとっては苦な時間かも知れませんが、授業を受けて思ったことは、正解不正解を重視するのではなく自分の答えを自分なりに表現できるかどうかを重視しているということです。なぜなら、その答えが間違っていても違いますとは言わずにまず肯定的に評価してくれるからです。「あなたの意見もいいと思うわ。でも私はこう思ったのよ。」と決して否定はしない授業でした。放課後は、アクティビティーに参加したり、友達とダウンタウンを回ったり学生気分を味わいました。大学の敷地内にあるジムでは、スポーツもすることができ、そこから色々な方と知り合えました。言語・人種は違うけどもスポーツを通じてそれらの壁を越えより仲良くなれたことは、私にとって素敵な思い出です。

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最後に留学を経験してみて、もっと自分を好きになれたし自分のもつ実力に自信をつけて日本に帰ってくることができました。正直授業は課題が多く、プレゼンテーションもあり とても辛かったですが、その分英語力は身についたと感じます。東洋英和女学院大学のある先生が「英語を定着させるには実際にその場面になって自ら言葉を発することが大切。言えた言葉は絶対忘れないよ。」と教えて下さり、本当にその通りでした。3週間という短い期間の留学でしたが、誰かが扉を開けてくれた際に勝手にThank you!という言葉が日本語より先に出てしまうことが今でもあります。無意識の状態でふと英語が出てきた時、より先生の教えに確信を持てました。東洋英和女学院大学のサポートの手厚さ、現地の方の優しさを感じ、絶対にもう一度留学したいと思っています。

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