ヴィクトリア大学ELC(カナダ)
国際社会学部(ヴィクトリアELC2023)
留学期間:2023年9月~2023年12月
留学マンスリーレポート(2023年11月)
今月のカルチャーショック
カナダに来て外出をするのだがその際によく感じることがある。それが公衆トイレの少なさだ。カナダで公衆トイレがある場所と言えば大きなショッピングモールに一つや二つある程度でどの店にもあるわけではない。また、ある場合でも鍵やコードが必要なところもいくつかある。日本ではレストランでもショッピングモールでもどこでも当たり前のようにトイレがあるので困ったことがないしほとんどのトイレが綺麗に保たれている。カナダで外出をしていてトイレに行きたくなったことが何度もあるのに簡単に見つけられず困ったことが多かった。どこへ行ってもトイレがある日本はとても親切で便利な国だと思う。
その他では今月からサマータイムが終わり、時間がずれる日があった。今までの感覚に慣れていたのでその日は時差を感じて戸惑ったがすぐに慣れることができたし、日本にいると経験できないことだったので興味深かった。
今月の成長体験
今月はプレゼンテーションが毎週のようにあり、準備が大変だった。その中でも一番難しかったのはゲームプレゼンテーションというもので、私たちが普段行うウノやババ抜きと言ったカードゲームや手遊びゲーム等好きなゲームをペアで考えて英語で説明をしてクラス内で遊ぶというプレゼンがあった。普段何気なくやっているゲームでも分かるように説明することは難しく、それが英語となるとさらに難しく感じた。分かりやすく説明をするために分かりやすい言葉を選んだり楽しいゲームを考えたりとペアの人と力を合わせた。人と協力をして一つのことをやり遂げたことで大きな達成感を感じたし、分かりやすい英語のフレーズを選んだことで自分の知識にも繋がったので非常に良かった。
このプログラムのプレゼンテーションは一人で行うものではなく、ペアやグループで行うことが多いのでコミュニケーションを取ることがとても重要になる。互いの意見を上手く組み合わせることは簡単なことではないけれど人任せにすることはできないので自分から率先して話し合いに参加してアイディアを提案することで自分の発想力が以前よりも身についた気がしている。
日本について聞かれたこと、考えたこと
ホストファザーから日本の挨拶について聞かれたので日本の様々な挨拶を教えた。朝、昼、晩の挨拶や、いただきます、ごちそうさま等。掘り返してみると自分が思っていた以上に日本には沢山の挨拶があって複雑だと感じた。カジュアルな言い方からフォーマルな言い方まで色々あるので難しいと思った。さらに、日本では人と人が会うときに会釈をする習慣があることを伝えた。欧米では挨拶の際にハグが一般的で距離が近いことが多い。その点日本人は一定の距離を保つ習慣があるので文化の違いを感じた。私のホストファミリーは夕食の時に毎回、いただきますとごちそうさまを言っている。日本の文化を尊敬してくれているように感じて嬉しく思う。