梨花女子大学校言語教育院(韓国)
国際社会学部(梨花女子言語教育院2022)
留学期間:2022年8月~2023年2月
留学報告書2022年度
1. 留学先学校全般について(学校の規模、留学生の出身国・年齢層など)
学校にはアジアをはじめとする世界中の国から来た留学生がいる。私が在籍した学期は3級が一番生徒数が多く、90人ほどいた。基本1クラス12〜15人だった。出身国としては日本が一番多く、英和のように提携を結んだ大学から来る日本人が多い印象だった。そのため日本人の年齢層は基本的にほとんど同じだった。また次にアジア圏が多い。中国、タイ、台湾、香港なども基本的に少し年上か同年代だった。梨花では中国と香港/台湾/マカオを別クラスに分けているが、その理由についても留学前に調べておくと良いと思う。また印象的だったのはヨーロッパや北米など非アジア圏からくる留学生の年齢層は比較的高めだったことだ。先生の年齢層も比較的若めだった印象だ。大部分が女性の先生だが、男性の先生もいる。
2. 留学準備について後輩へ伝えたいこと(出発前にしておくべき勉強、準備など)
- とにかく一つでも高い級を目指して、韓国語の勉強をしておく。高い級から下の級に下がることは授業が始まった後でも可能だが、一度授業が始まると上の級に上がることはなかなかできないため。自分のレベル以上の環境に敢えて身を置くことで、しんどい分より大きな効果を得られることができる。
- 韓国以外の国(中国、タイ、ヨーロッパ等)の文化や言語、歴史について軽くでもいいから勉強しておく。実際毎日自分の文化を話したり話してもらったりして関わるのはクラスメートである、中国人や台湾人、香港人、タイ人、イギリス人、フランス人などだ。そういった人と関わる上で相手に敬意を持ってコミュニケーションを取るためには、その人の個人的なバックグラウンドだけでなく、その人がどんな言語を話し、どんな国でどんな文化と共に育ってきたのかをある程度知っていることが重要なのだと感じる。もちろんこれは韓国語の技術を上げる上で直接いい影響を与えることができる努力ではないが、世界中のいろいろな国のひとと関わり、友達になるチャンスである留学生活をより一層豊かなものにしていき、相手へのリスペクトを示す一つの方法として大切なことだと思う。
- 新聞やニュースなどの堅苦しい文章を読み、そういった内容や単語に慣れておくこと。高級に進むにつれてどんどん内容も複雑で読むのが億劫になるようなものも増えてくるため、日本にいるうちから慣れることでより楽しく授業を受けることができる。知らない単語を調べるのだけで授業が終わるのはとても勿体無い。意味は理解しておき、先生が教えてくれる教科書に載っていない韓国語の知識や韓国についての情報に耳を傾けることができれば、ただの語学を学ぶだけでない知識を蓄えることができる。
- 行ってみたい場所、店、やってみたいこと、食べてみたいものをたくさんリストアップしておく。留学は勉強しに来てるのであって遊びに来たわけではないから、と私はあまり観光の方には意識を向けなかったが、お昼過ぎに学校が終わる平日には予想以上に時間が余る。そのためやりたいこと、行きたい場所、食べたいものはたくさん下調べしておいて、初めて会うクラスメートを誘って一緒にリストを達成させたりするのも留学生活の醍醐味なのではないかと思う。
3. 留学全般について後輩へ伝えたいこと
半年間が本当に終わりのないような長い期間のように感じるが、振り返ってみるとあっという間で、「半年もあるしそんなに急いでやらなくてもいいや」と後回しにしてしまったことがたくさんだった。ただ行ってみたいところ、やってみたいことを後回しにすると本当にすぐ留学が終わってしまうので、どんどんやりたいことに挑戦してみてほしい。
そして留学生として勉強にも全力を尽くすことで充実した最高の留学生活だったと思えるはずなので、やる時はやる、遊ぶときは本気で遊ぶ、そういったメリハリを持った留学生活を目指してほしい。
また、難しいかもしれないが、この留学を通してどんな自分を目指したいのか、何を習得したいのかを明確にしておくことが、充実した留学生活にする上で重要になってくると思う。もちろん具体的なスコアアップや将来のための目標を目指すことも大事だが、「大好きな韓国での生活を思いっきり楽しむ」ことや「初めての海外生活で健康に過ごす」などの勉学以外も一つの大きな目標になると思う。自分で明確にした目標に向かって、どうやって過ごせばその目標を達成することができるのかを考え行動することが学びある留学生活に大事な部分になってくると思うので、コロナを乗り越えようやく前のように留学に行けることに感謝しながら、自分の明確な目標に向かって1日も無駄にせずに最高の留学生活を送ってほしい!
4.今回の留学はどのような点で良かったですか。
新型コロナウイルスによる二年次での留学中止を乗り越え、三年次での特別派遣だったこともあり、本来だったら自分にはなかったかもしれない今回の留学生活はより一層周りの人に感謝しなければならないということを感じた。またコロナ禍で派遣がストップしていて他に語学留学プログラム経験のある先輩がいなかったこともあり、一緒にいった英和のメンバーで試行錯誤しながらたくさんの困難を乗り越え、かけがえのない友達ができたという点がとても良かった。またそれだけでなく、クラスメートと出会う中でたくさんの国の人と友達になり、自分の人脈が急にグローバルになったという経験は自分の狭い視野や価値観を見直すきっかけになった。普通に生きていたらきっと出会うことも関わることもなかったであろう国の人とも出会えたので、自分の知らない新たな世界を発見することができた。コロナ禍で家にしかいなかった期間では想像もできないような世界が、無限に広がっているのを知ることができたということが、特別派遣での留学でより深く学びになった。それだけでなく、日本では1人だけで勉強していた韓国語を現地で韓国人の先生に教えてもらえることで、ネイティブスピーカーにしかわからない微妙なニュアンスの違いや、ネイティブらしい表現などを学ぶことができた。そういった実践的な韓国語の学習が自分の将来に繋がるスキルになっているという点も、今回の留学での良かったことの一つである。
5. 今回の留学経験を、将来にどのように役立てたいと考えていますか。
今回の留学経験は将来韓国で働くことに活かしていきたいと考えている。留学前は正直日本で働くことにしか興味がなかったが、今回の留学生活で毎日新しい発見をしたり、価値観が広がったりする経験を通して自分が精神的に成長できたことを感じたため韓国で、韓国語と日本語を使って仕事をしていきたいと考えるようになった。