梨花女子大学校言語教育院(韓国)
国際社会学部(梨花女子言語教育院2022)
留学期間:2022年8月~2023年2月
留学マンスリーレポート(2022年 9月)
今月のカルチャーショック
<カルチャーショック>
・人より車が優先なのか、信号のない横断歩道では自ら渡らないと車が譲ってくれない。
・빨리빨리(早く早く)文化で、性格がせっかちな人々が多い気がする。
<トラブル>
・コインランドリー(一回500ウォン)を使用した際(韓国へ来て1週間ほど)カード(チャージ式選択カード)をタッチしたのにも関わらず代金だけ取られてしまい、洗濯機が動かなかった。その為、事務室へ行き説明をしたが韓国の銀行口座を開設していないと返金できないと言われ、まだ学生証も外国人登録をしていなかったのでできずに戸惑ってしまった。
<驚き,発見>
・韓国人の人々はコーヒーをよく飲む習慣があるのか、コーヒーを片手に持って歩いている人も多く、コーヒーショップも100 メートルごとくらいにある。また、価格が安く容量も多く購入しやすい印象だった。
・一方、物価がとても上がっている為、スーパーや百貨店などの売り物が高く、特に食品は買うのを躊躇ってしまうことがある。
今月の成長体験
学校の初日は発言もあまりできず、他の国の留学生ともうまく会話をすることができず帰宅してしまったが、次の日にタイ人の留学生が声をかけてくれてご飯に一緒に行くことができた。そのタイ人の留学生は、前の学期もこの学校に留学をしていて、私より3 ヶ月ほど多く韓国にいるからか、韓国語でのコミュニケーションも流暢で、私も話せるように話題を振ってくれた。その方が始めに話しかけてくれたおかげで、韓国語を使う機会も増え、もっとうまく意思疎通を取りたいと思うようになった。今では、2 日に1 回は一緒に外食をし、韓国語で話し込むほど仲良くもなった。さらに、クラス分けテストの結果がクラスの中では良かったのか、本来一級の人から優先であり、級が上がるにつれて申請をして許可を得られなければすることができない、トウミ制度(韓国の大学生が語学堂生に週に決められた時間で韓国語を教えてくれる制度)に推薦され、申請をせずにトウミ制度を受けられることになった。また、韓国語で行うスピーキング大会のクラス発表では、一位に選ばれて動画審査に進ことができた。惜しくも、最終スピーキング大会には出場することができなかったが、自分にとってはとても大きな経験になり、さらにスピーキング、語彙力を伸ばしたいという思いが強くなった。予習、復習も毎日やめず、頑張ろうと思った。
日本について聞かれたこと、考えたこと
・韓国の交通事情を目の当たりにしてから、日本人は交通マナー、ルール、優先順位をしっかり守り行動していることが、改めて当たり前ではないことを知ることができた。
・他国の方々の多くは、韓国語を学ぶ前に英語をマスターしてから来た方が多く、第三言語として韓国語を学んでいる。しかし日本人は、英語をマスターしていなくても韓国語や他の言語を学びに留学をいくということも少なくないとここに来て感じた。また、他国の英語学習については、文法や書きなどよりも、スピーキングを中心にやっているということを聞き、日本の英語学習は、スピーキングよりも読み書き、単語を中心にしている部分で教育の違いを感じた。また、韓国人の人々は英語を話すことができる人が多く、韓国語を使えない日本人、外国人には、英語で話かけている姿勢もあり、日本ではあまりない光景だと感じた。
・韓国語の授業の先生に、日本で有名な化粧品やお土産に最適なもの、旅行に適した観光地、ローカルな場所を聞かれ答えたが、有名な観光地、都道府県を多く紹介した。外国人があまり行かないようなローカルな場所を紹介する方が良かったが、慣れない韓国語で有名な場所を答えてしまった。