かえでの保育だより

春の野草の楽しみ

地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見てよしとされた。」聖書 旧約 創世記 1章12節

新緑の美しい5月を迎えました。春には食べられる野草がたくさんあります。自分で摘んで食べる経験は格別なようで、野菜を一切食べないという子どもたちが、摘んで食べた野草がきっかけで、野菜を食べるようになったとしばしば聞きます。

そこで5月に食べることができる私のお気に入りの美味しい野草を幾つかご紹介したいと思います。

ハコベは、春の七草のひとつで、お浸し、胡麻和えが合います。もう一つ、春の七草の中のホトケノザは、キク科の植物で、本当の名前はオニタビラコと言います。その葉はお浸しでも美味しいのですが、からっと天ぷらにし、塩をかけて食べると、スナック菓子のようだと評判です。天ぷらの衣の小麦粉には卵などを入れず、水で溶き、やや薄めにからめて揚げる方がサクッとした触感が楽しめます。ちなみに本当のホトケノザという植物はシソ科で毒性があるとも言われていますので(非常に不味いそうです)注意が必要です。

ヨモギは柔らかい新芽を摘んで40分ほどゆでてから、すり鉢ですりつぶして、米粉や白玉粉、あるいは、いわゆるだんご粉に混ぜて練り込み、ヨモギ団子にするのが、一番でしょう。ヨモギと似た葉の形を持ったフクジュソウは猛毒ですので、注意してください。ヨモギは、葉を裏返すと白いこと、また良い香りがするので、これらの特徴があるかを必ず確認なさってから摘むとよいでしょう。

6月に入るとえぐくなって食べられなくなるハリギリの新芽も、そして出てきて間もないサンショの若芽も5月の初旬は、天ぷらにするとまだ美味しく食べられます。オオバコは天ぷらにした後、お砂糖をかけるのがお薦めです。                                山下久美

ページトップへ