かえでの保育だより

新しい年のはじまりに

2022年、あけましておめでとうございます。

 皆さまにとって、クリスマス礼拝からつながった年末年始は、どのような時でしたでしょうか・・・

 教会の暦では、博士たちがイエスさまに出会い礼拝をした日を1月6日に定め、公現日(こうげんび)と呼んでいます。その日までは多くの教会が、クリスマスリースもアドベントクランツもそのままにクリスマスの恵みの光を感じて礼拝を重ね、新しい年を迎えます。我が家も緑の葉に赤いリボンのリースが部屋のあちらこちらに飾られての冬休みでした。そのクリスマスの余韻の中で、日本の文化として、また親から受け継ぎ慣れ親しんできた家族の時間として、年越しそばを食べる大晦日の夜や、おせちとお雑煮をいただくお正月を過ごしました。博士たちも異国の人々でしたから身についていた様々な風習は保ち持ったままに、イエスさまを救い主として心の中心にお迎えし、その方に導かれ礼拝する生涯をおくったことでしょう。

幼稚園のクリスマス礼拝ではお休み無く皆で集うことができました。心を合わせ、賛美し、祈り、喜びを分かち合えたことを感謝します。

新しい年、それぞれに与えられた個性・心情・歩み、そして家庭の在り方を尊重しあいながら、共に神さまの愛を受け、イエスさまに光と道しるべをいただいて、つながっていきたいと思います。どの方にも嬉しい日々を願いますが、特に年長組の親子が、3月に喜びと福音(聖書が語る良い知らせ)を携えて希望をもってここから巣立ち行くこととなるよう、祈りながら大切に過ごします。

「主に望みをおく人は新たな力を得 鷲のように翼を張って上る」(旧約聖書 イザヤ書4031より) 大漉 知子

 

ページトップへ