いかに幸いなことでしょう

あなたによって勇気を出し

心に広い道を見ている人は。

嘆きの谷を通るときも、そこを泉とするでしょう。

雨も降り、祝福で覆ってくれるでしょう。」
　(詩編　84篇6節7節)

新年おめでとうございます。 すでにお伝えしましたように、この冬休みに園から子どもたちへと送ったクリスマスカードの絵は、学院の卒業生であり元学院評議員のキリスト教画家松岡裕子さんが昨年11月に「かえで幼稚園へ」と贈ってくださった絵です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」というタイトルは聖書のヨハネによる福音書3章16節のことばです。ホールの壁にかけられた大きな絵をじっと見ていますと、深く温かな光を感じさせられます。そして光のもとである神さまの愛に包まれる思いがします。

神さまがお与えくださったイエスさまは、私たち一人ひとりの安らかさと勇気とそして自由であるための基準を支え、心に広い道を見させてくださいます。また困難や悲しみの時を希望の時へと導いてくださいます。
そのことを信じ感謝し、子どもたちの幸せと成長を祈り合いながら歩みましょう。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

大漉　知子