かえでの保育だより

口を育て、心とからだと生活の力を育てる -元開先生からのメッセージより-

 6月に、歯科医元開冨士夫先生による講演会がありました。子どもの育ちを愛をもって真剣に考え、子育てをする保護者を支援したいというお気持ちに触れ、心を揺さぶられた方が多くいらっしゃいました。
 先生の言われることは、人として自然な当たり前のことです。しかし、その自然で当たり前のことが難しく、忘れてしまったり、崩してしまったりしているのが私たちの日常です。大切なことに立ち帰り、子どもとの日々に少しずつ生かせるようにしたいと願います。食べる・息をする・話すという3つの働きをしている『口』を育てることから広げられたメッセージを、先日のご講演とこれまでお聞きしてきたことからほんの少し記します。

 ○生活リズムを大切にし生活力を高める  『早起き・早寝』『遊び』『食事』『排泄』等
  子どもの身辺の自立⇔子どもの機能の発達 → 心身の安定と社会性を育む

 ○十分な遊びの中、体を動かし、手を使い、口を動かし、コミュニケーションを楽しむ
  歩く・止まる・リズム運動・這う・歩く・引っ張る等→体幹・柔軟性・協調性を育む

 ○「必ず誰かが見守ってくれている」という信頼と安心を与え感覚の過敏さを取り除く
   母親をはじめとする身近な存在が、『肌を触れ合わせる(スキンシップ・マッサー ジ)』
 『視線を交わらせる(まなかい・アイコンタクト)』『優しい言葉がけをする』
                   ↓
 触覚と視覚と聴覚からの情報が入力され、子どもに愛着・安心・信頼・安定がもたらされる この夏、これらのことを心にとめて健やかに大らかに子どもたちと生きられますように。

 「愛する者たち、互いに愛し合いましょう」 ヨハネの手紙Ⅰ 4章7節

  大漉 知子

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