国際協力研究科(国際協力専攻 修士課程)
- → 匿名(国際協力研究科 2024年3月修了生)
- → 匿名(国際協力研究科 2024年3月修了生)
- → 匿名(国際協力研究科 2023年3月修了生)
- → 匿名(国際協力研究科 2023年3月修了生)
- → A.Sさん(国際協力研究科 2021年3月修了生)
- → Y.Yさん(国際協力研究科 2020年3月修了生)
- → 匿名(国際協力研究科 2020年3月修了生)
- → 小野 陽子さん(国際協力研究科 2019年9月修了生)
- → 河田 知子さん(国際協力研究科 2019年9月修了生)
- → 堂西 弥生さん(国際協力研究科 2019年3月修了生)
- → T.N(国際協力研究科 2019年3月修了生)
- → M.U(国際協力研究科 2017年3月修了生)
- → M.C(国際協力研究科 2016年9月修了生)
- → R.I(国際協力研究科 2016年9月修了生)
- → 匿名(国際協力研究科 2016年3月修了生)
- → A.T(国際協力研究科 2015年9月修了生)
- → H.A(国際協力研究科 2014年3月修了生)
- → C.I(国際協力研究科 2013年3月修了生)
- → 匿名(国際協力研究科 2010年3月修了生)
- → 重宗 弘子さん(国際協力研究科 2008年3月修了生)
- → 井上 団さん(国際協力研究科 2007年9月修了生)
- → 匿名( 国際協力研究科 2007年9月修了生)
- → 三浦 直也さん(国際協力研究科 2007年3月修了生)
匿名(国際協力研究科 2024年3月修了生)
学部・修士5年一貫制度をゼミの先生から伝えられ、チャレンジしてみようと思いました。費用の面でも時間の面でもとても効率良く大学院の授業を受けられ、内定をもらっていた就職先の給与でも修士号の加算があることもモチベーションでした。2022年の4月からの4年次に大学院の授業を受け始め、年齢層も幅広い社会人の院生に囲まれ、刺激的な毎日でした。院生が主体で授業が進められていくので、授業ごとに自身の意見を必ず準備して行くことが必要で、課題の事前の理解はもちろんノートの取り方にもスキルが必要でした。少人数で必ず自分の発言を求められるので、それはプレッシャーでしたが、自分のやる気と自信に繋がりました。
修士論文の執筆は大変だった、としか言葉が見つかりません。正直辛いプロセスでした。自分の言葉で概念をまとめて事実に照らし合わせていくのですが、終盤まで全体が見えなかった辛さです。一つひとつ穴を埋める作業だったので、どこに穴があるか、どう埋めればいいかなどは自分一人で考えても困惑するので、指導教授のガイダンスと、院生との議論の助けがなかったらもっと苦しい執筆プロセスになったと思います。
修士号を取得することができ、達成感しかないです。ほんの一年間の修士課程だったのであっという間に時間が過ぎました。私はアルバイトをしながらの履修だったのですが、社会人をやりながら論文が書けたかを考えると、正直きついと思います。
修士号を取得したことで昇給にもつながり自分のキャリアの展望が見えました。そしてリサーチ能力が身についたのは大きいと思います。この大学院で学んだ、原典を探し読み込む大切さ、それを理解して自分の言葉で説明する大切さはこの大学院で味わえる醍醐味だったと思います。
匿名(国際協力研究科 2024年3月修了生)
当初は海外で仕事をしたいと思っていたので、修士号を取得することでキャリアの選択肢が広がると思いました。修士号が一年で取得でき、英和生は入学金が免除されるし、学費も他大学の大学院に比べとてもお得でしたので、入学を決めました。
最初は学部の授業と全く違うことに驚きました。大学院は少人数制なので、自分の意見を発言する機会が多く、社会人の院生との意見を聞いて納得することが多かったです。教授はファシリテーターとしての役割だったのですが、授業内容と院生の発言を繋げて議論を進める教授のスキルに追いつくのに必死で、ものすごく頭を使いました。
執筆が進む過程で、当初想像していた行き先がどんどん変わっていったと感じます。私の場合は論文のテーマが仕事(中学校社会科の非常勤教員)と直結していたので、1年間そのテーマについて考えていました。執筆して調べたデータがゆっくりつながっていく感覚を味わえたと思います。苦しい時に助けになったのは、指導教員のガイダンスと、院生と互いを励まし合ったことでした。
修士号を取得することができ、すごく嬉しい、の一言です。書いている時にこのままでは終わらないと思う瞬間が何度もあり、いつも時間に追われていました。
修士課程での学びは、仕事に直結する内容の論文だったので、教師としての自分のキャリアに役に立つと思います。例えば、執筆中に議論した共生社会のモデルを現実に当てはめて説明することで頭の整理ができるようになりました。根本的な課題ですが、在留外国人の子どもたちを含め日本の将来の世代にどのような教育が必要か考えられる自分に育ったと思います。
匿名(国際協力研究科 2023年3月修了生)
ジェンダー問題について理解を深めたかったため、大学院進学を決めました。
大学院では、身体をめぐるジェンダー問題や規範について研究しました。理由は、以前から日常生活の中で疑問に感じていたことだからです。研究内容を直接活かせるかはわかりませんが、論文を作成した際に培った論理的思考力や英語力は今後働く中でも活かしていきたいと思います。
東洋英和女学院大学大学院は、少人数制で、いつでも先生に質問できる環境が良いと感じています。少人数で手厚いサポートを受けながら勉強をしたい方は東洋英和をお勧めします。
匿名(国際協力研究科 2023年3月修了生)
長年続けている国際NGOの仕事で開発途上国へ行くたびに、社会課題が解決されて行かない現実を目の当たりにし、生業としている役者として応用演劇を活かした形で社会課題にアプローチできないかと考え、具体的に掘り下げたいと思ったからです。
朝早起きして2時間ほど研究時間、その後家事、日中は仕事をして、夜8時から10時半まで研究、12時就寝が基本のルーティンです。 授業があるときには、夜授業を受けているので、夜は研究はしておりません。 長期履修であったため、後半の2年間は大学院の方にはほとんどいっておりませんでした。 コロナ禍でもあるため、論文指導は月に1回90分程度オンラインで行っておりました。 そのほかは、基本ルーティンに加え、移動中や隙間時間を利用して、できる限り空いている時間は修論の研究や執筆活動、週末も研究時間に費やすことも多くありました。
研究内容は、日本の公共劇場の社会的包摂の役割に着目しました。孤立・孤独の問題、引きこもり、いじめなどの社会的排除の社会課題の解決に向けた取組として、イギリスや欧米諸国でも活用されている応用演劇を活用した社会的包摂活動を日本でも推進できるよう、推進されない要因を明らかにし、その上でどのようにしたら日本の公共劇場の役割として応用演劇を活用した社会的包摂活動を実現できるかを研究しました。 選んだ理由は、研究により、少しでも社会課題の解決が進むために貢献できたならばと思ったからです。
本大学院は夜に授業があり、長期履修制度など、社会人でも学びやすい環境であったため良かったと思います。少人数でしたので、授業は発表に回数が多く大変でしたが、その分深く学べたと思います。大学院でのさまざまな学びは、社会でも応用できるものが多いと感じています。 研究は苦しくも楽しいものであり、すべての経験は一生の宝物になりあなたを支えるものになるはずです。ぜひ学び終えた後の新しい景色を見てください。
A.Sさん(国際協力研究科 2021年3月修了生)
職場で感じていた疑問を何となく解決させるのではなく「科学的な根拠を持って考える力」を養い、仕事の幅を広げたいと思い大学院に入学しました。入学前に参加した授業公開で刺激を受けました。大学院では、研究を通じて、入学前に出会うことがなかった方々に会うことができ、視野と世界が広がりました。先輩が仰っていた通り、アットホームで居心地のいい大学院でした。指導教員以外の先生方も研究内容について熱心に考えてくださり、充実した大学院生活を送ることができました。
Y.Yさん(国際協力研究科 2020年3月修了生)
海外留学カウンセラー資格の受験勉強が大学院進学のきっかけでした。アメリカでは大学卒業者の60%が大学院に進学し、アメリカの知人もほとんど大学院で学んでいました。その影響で私も大学院に進学し、知識を習得して、就きたい職業にチャレンジしたいと思いました。仕事、家事、子育て、勉強と大学院生活は忙しい毎日でした。指導教員から「大学院は論文を書くことです」と言われ、研究の醍醐味を教えていただき、知識を深めることができました。
匿名(国際協力研究科 2020年3月修了生)
大学時代の専門と現在の仕事の関係から国際協力研究科を選びました1年の前期は週5日、後期は金曜日、土曜日の2日間通学。2年後期は月曜日のみ通学していました。大学院では、多くの友人、先生方と出会い、特に土曜日は充実していました。東洋英和女学院大学大学院は、優しい印象で、きれいで整頓されている空間も印象的でした。
小野 陽子さん(国際協力研究科 2019年9月修了生)
学部時代から国際協力に関心があり、開発や教育について学び直しをしたいと思っていました。職場に近く、平日夜間と土曜日に開講している東洋英和女学院大学大学院に進学しました。多くの授業を受講し、先生方とお話をさせていただき、「大局的に物事を見る」「世界規模で考える」ことの大切さを学びました。指導してくださる先生方や事務室、図書室の方も落ち着いて丁寧に対応してくださるので、集中して学ぶことができました。正規の学生としての入学は敷居が高いと感じるならば、科目等履修生から講義を受けるのもいいと思います。
河田 知子さん(国際協力研究科 2019年9月修了生)
環境衛生に関わる仕事が長かったため、廃棄物か水について研究したいと思っていました。水の中でも水道事業について多くを学ぶことができました。大学院の研究を通じ、物事を論理的に考えることができるようになりました。何かを言うとき、その論拠はどういうものなのか、具体的なエビデンスがあるかを常に考えるようになりました。研究に多くの時間をとられましたが、非常勤の先生方を含め、非常に良い先生方に恵まれました。
堂西 弥生さん(国際協力研究科 2019年3月修了生)
エジプトでの青年海外協力隊の活動時、障がい者に対し、政府やNGOの支援はあるものの障がい者が暮らしやすいとは言い難い状況だったため、その問題解決方法を明らかにしたく、大学院に進学しました。大学院では、今まで接点のなかった人たちと出会い、多くの経験を聞く事ができました。新たな目標もできました。大学院進学に迷っているなら、入学を勧めます。論文を書くことは、会社生活ではできない経験です。今後の人生に役立つ経験です。
T.N(国際協力研究科 2019年3月修了生)
大学院では、良き師に師事でき、多くの方の支えもあり、修士論文をまとめることができました。深く物事を考えられるようになったと思います。素敵な仲間とも出会うことができました。大学院は教科書から学ぶのではなく、新しい何かを教科書に加えることを目指す場です。その内容は自分以外誰も知らず、教えられません。形のないパズルを自ら作り、完成させることは大変ですが、やり遂げた時の達成感は何ものにも代えがたいものです。受験する前に教科書を学びたいのか、自ら何かを明らかにし、達成感を味わいたいのかをよく考えてみてください。素敵な研究生活をおくってください。
M.U(国際協力研究科 2017年3月修了生)
自分自身のキャリアチェンジに有用であり、アカデミックに研究したいテーマがあったため、この大学院に入学しました。入学後1年半は、平日と土曜日に週3回程度登校。休日は、課題や修士論文執筆の準備、調査に追われました。最後の半年は、退職したため、平日の昼間に修士論文を執筆していました。研究内容は、日本におけるミャンマー出身者の起業とその社会関係資本についてです。社会人大学院は時間の面でハードですが、精神的にも鍛えられ、頼もしい先生や学生とつながりを築けたことは、私にとって財産です。
M.C(国際協力研究科 2016年9月修了生)
国際協力NGOでの20年以上の活動の中から、それまでの実践を理論で学び直し、後継者の育成にあたりたいと思っていました。国際協力研究科は、自分の仕事の領域であり、他の大学にはあまりないため、東洋英和女学院大学大学院を選びました。仕事が忙しく、週2回程度の通学になるよう、土曜日の授業を中心に履修していました。少人数で先生方との距離の近さは他の大学院にないところです。この大学院に入学したおかげで、短大卒でも修士号を獲得でき、自分の仕事にも大きな影響を及ぼしています。
R.I(国際協力研究科 2016年9月修了生)
国際NGOで仕事をしているため、国際協力についてアカデミックに研究し、仕事に活かしたいと考えていました。平日は18時まで仕事があり、なるべく7限(20:10~21:40)の授業を履修しました。土曜日はイベントが多いため、履修せず勉強の時間にあてました。1科目は3科目が妥当で、4科目は大変でした。学んだことは必ず役に立ちます。勉強することの喜びや達成感を久しぶりに味わいました。
匿名(国際協力研究科 2016年3月修了生)
地方自治体の観光協会に勤務していますが、大学院で研究して実務に役立てたいと思い、大学院にチャレンジ。国際協力研究科では、地方自治体の国際協力、地域の国際化について客観的に分析、実証しました。勤務先から1時間40分かけて通学し、夜中に課題を作成するのはハードでしたが、質の高い教授陣の親身の指導で、充実感と達成感を味わうことができました。この大学院で学んだことは、人生において貴重な経験であり、自分のため、自国のために学び、考える素晴らしさを実感しました。
A.T(国際協力研究科 2015年9月修了生)
学部では広く浅く学べましたが、自分の専門を持ちたいと考え、大学院入学を決意しました。研究内容は、タイにおける開発プロジェクトの成功要因についてです。夜間開講ですので、昼間は仕事をし、夜は講義もしくはコンピュータ室で論文を執筆していました。大学院はアットホームな雰囲気で、経験豊富なクラスメートから多くの刺激をもらいました。仕事が忙しい方は、長期履修制度も利用できます。教職員の方々は、親身に相談にのってくださり、サポートが手厚いです。
H.A(国際協力研究科 2014年3月修了生)
これまで自分が抱いた国際保健医療協力について、社会科学の視点を加えた、より広い多面的な視座からの解決を求めて、国際協力研究科に入学しました。大学院では、自分の課題や疑問に対する答えを見つけることができたことが最大の収穫です。国際協力研究科で得た学友たちとの友情は宝です。社会人に広く開かれた大学院で、年齢、職業、出身も様々な学生が集まり、広い視点からの意見や考え方に触れることができます。教授陣は、国際協力の第一線で活躍され、研究、講義に熱心で、ゼミの指導も充実していました。
C.I(国際協力研究科 2013年3月修了生)
学部時代から国際協力を本格的に勉強したいと思っていました。大学院では、国際協力という枠組みの中で、幅広い研究ができました。国際協力研究科に入学して後悔したことは一度もありません。学部からストレートで大学院に入学しましたが、周りの社会経験をたくさん積んでこられた方々が多く、話を聞いているだけでも十分勉強になりました。それぞれの研究分野は違いますが、そのベースとなるものを共に学び、教え合う環境に身をおくことができました。少人数なので、年齢も分け隔てなく付き合うことができました。先生方との心理的な距離も近い大学院です。
匿名(国際協力研究科 2010年3月修了生)
東洋英和女学院大学大学院で学んで、その印象は素晴らしいの一言です。具体的には次の事柄です。
①いい先生方が揃い少人数で教育を受けられる。
②修士論文についての指導も丁寧にしてくださり、各授業も活発な議論も行われ充実している。
③図書室も充実し、また事務室・警備室の方々も親切で心配なく勉学に集中できる。
④社会人大学院であるので、院生が様々なバックグラウンドを持った方々が多く、勉強になると同時に多くの貴重な知人を持てる。
⑤何よりキリスト教精神にもとづいた温かい校風のもとに過ごせ、大変良い人生の学びの期間となる。
以上です。有難うございました。
重宗 弘子さん(国際協力研究科 2008年3月修了生)
大学院生活の2年間を振り返ると、大変でしたが、充実した日々だったと思います。一番大変だったのはシフト勤務の中で、授業に合わせて休みをとることでした。幸いだったのは私以外にも働きながら学校に通っている人が職場に4人いたことでした。それでも10%以下の割合だったので、理解を得ることがむずかしい時もありました。この様な状況の中で修了できたのは、指導教授を含めた理解ある人達のおかげだと思います。
修士論文の調査は入学した次の月から始めました。提出直前に集中して書く方もいる様ですが、こつこつやる方が自分にはむいていると考えたためです。論文の調査は指導教授はもちろん、私のテーマとなったタスキギ・エアマン、ナショナル・アーカイブス、陸軍大学、ルーズベルト・ライブラリー、トルーマン・ライブラリー、黒人新聞社等の協力の下にすすめました。中でも、タスキギ・エアマンと指導教授は私の論文のために尽力をつくしてくださり、そのおかげで論文が完成したといっても過言ではありません。また、論文の調査は私の人生の中で、大変貴重なものとなりました。
井上 団さん(国際協力研究科 2007年9月修了生)
国際協力NGOの職員である自分にとって、NGOならではの草の根の視点だけでなく、 国際社会の中で国際協力がどのように位置づけられているのか、NGOの存在はどのように受け止められているのか、より大きな視野から今後の日本における国際協力の方向性やNGOの活動のあり方について研究してみたいと思ったのが大学院に入学した動機でした。
その目的はほぼ達成できたと思います。
そして、自分にとって最も大きな成果といえるのが、それまでおぼろげながら抱いていた国際協力に対する自らの考えを整理し、修士論文にまとめ上げるという一連の行為によって、勉強することの大切さを改めて実感できたことではなかったかと考えます。社会人になってから10年以上が経ちますが、日々の仕事の中でこのようにさまざまな知識や情報を吸収し、頭の中で十分に咀嚼して文章で表現するという行為から遠ざかっていたため、 論理的な思考力が錆びついていたような気がします。学生に戻ることによって、20代の大学生のときには気づかなかったことが見えたり、新たな発想が湧いてくるのを感じて、違った意味で充実した日々を過ごすことができました。
現代社会は仕事だけでなく、日常生活の中でもますますスピードや効率性を追い求める傾向にありますが、そういう時代だからこそ、大学院にじっくりと腰を据えて専門分野の研究を行うことはとても大きな意味があるのだと思います。
大学院で学んだことを今後の仕事や人生設計にどのように活かしていけるのかが今の自分にとって最も大きな課題となりますが、ここで学んだことを思い出しながら常に前向きに考えていきたいと思えるようになりました。確かに仕事をしながら修士論文を書くことは大変でしたが、きっとこれからの自分にとってかけがえのない財産になることでしょう。こうしたきっかけを与えてくださった先生方や大学院の関係者の方々に心から感謝しつつ、さらに修士論文のテーマに沿った研究を積み重ねていきたいと思います。
匿名( 国際協力研究科 2007年9月修了生)
社会人として勉強と仕事を両立し、常に時間に追われての2年間でした。その間に修士論文を書いていかなければとの思いで、大変な事もたくさんありました。何よりも学びの雰囲気を大切にして様々な意見を語り合う場を提供していただいた宮崎先生を筆頭にして、毎回充実した授業を受ける事ができたと思います。年齢もバックグラウンドも違う仲間達が共に学びあう事はとても刺激を受けますが、同時に自分の知識も豊かになっている事にも気付かされるので、とても良い大学院生活が送れたと考えております。
三浦 直也さん(国際協力研究科 2007年3月修了生)
私の大学院生活は時間との戦いでした。平日はフルタイムで働いた後に、大学院の授業に駆けつけ、土曜日は朝から夕方まで授業を受けていました。さらに、その間に修士論文を作成しなければなりません。時間的に余裕の無い日々が続きましたが、大学院で学び修士論文を作成することは大変有意義なものでありました。幅広い年齢層の様々な職業の学生が集まり、少人数で授業を受け、修士論文作成においては指導教授から、マンツーマンで内容の濃い指導を受けることができます。さらに、先生方や事務の方々が学生の名前を覚えてくださり、折に触れて声をかけてくださいます。社会人が勉強をする上で、様々な配慮をしてくださると私は感じました。東洋英和女学院大学大学院では勉強をしたいと思えば、好きなだけ勉強ができます。先生方も学校も、その思いに応えてくださります。
社会人は会社内での人間関係が中心になり、視野がせまくなりがちです。大学院で学ぶことで、会社とは違う人間関係を形成することができます。また、講義や修士論文作成を通して、視野を広げることができます。大学院で勉強することは自分の視野を広げ、新しい可能性を見つけることの第一歩でもあると感じました。