研究科案内

望月 敏弘 教授(研究科長)

  • 専任教員氏名:望月 敏弘
  • 専門分野:近・現代中国政治外交史および日中関係

    〇主な所属学会:日本国際政治学会、アジア政経学会

研究テーマ

「第二次上海事変(1937年)と中国政府の対応」「日中両国の相互認識」「中国の改革開放政策」
中国政治および日中関係を主な研究対象とし、歴史研究と現状分析を行っています。

指導可能なテーマ

20世紀から現在にいたる中国の政治と外交、とりわけ日中関係をめぐる諸問題です。
現代中国の行方、日中関係の将来ともに大変不透明であり、難しい研究対象の一つだと思います。

論文作成指導方法

Eメールを使用したり、定期的に相談日を設け、適宜、指導を行いたいと思います。

担当科目

アジア地域特論
現代中国(1949年~現在)の政治社会を主な対象として、受講者とテキストを輪読しながら、民主化・経済格差・環境・少数民族・台湾や香港等の問題について議論を行います。


●教員業績はこちらをご覧ください

履歴・職歴等

慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。
1992年~94年外務省専門調査員(中国・上海総領事館)。
2009年~10年中央研究院近代史研究所訪問研究員(台湾)。

著書・論文

『20世紀の中国―政治変動と国際契機』(共著、東京大学出版会、1994年)
『歴史の中の中国政治―近代と現代』(共著、勁草書房、1999年)
『ニクソン訪中と冷戦構造の変容―米中接近の衝撃と周辺諸国』(共著、慶応義塾大学出版会、2006年)
『なぜ世界で紛争が無くならないのか』(共著、講談社、2009年)
『修訂版 近代中国人名辞典』(共著、国書刊行会、2018年)

受験生へのメッセージ

日本語や欧米の文献を用いて修士論文を作成することも可能ではあると思いますが、できれば中国語の学習を同時に進めて、中国語の一次資料・二次資料を用いてみることが望ましいと考えています。

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