平体 由美 教授
- 専任教員氏名:平体 由美
- 専門分野:アメリカ史、公衆衛生史
○主な所属学会:アメリカ学会、社会経済史学会
研究テーマ
アメリカ合衆国の医療・公衆衛生史、連邦体制論
指導可能なテーマ
アメリカ史、医療史、人種・エスニシティ論
論文作成指導方法
先行研究の分析を通して問題のありかたについて確認し、独自の研究テーマを設定する。続いて関連資料を収集し、これまで明らかにされていることと、自分が明らかにしたいことを、資料との対話を通して検討していく。
論文作成においては、メールと面談を通して、個別に指導を行う。
担当科目
北アメリカ地域特論 |
現代アメリカ社会に起きている分極化をキーワードとして、政治、人種、階層、ジェンダー、公衆衛生の観点から諸問題を検討する。 |
公衆衛生史特論 |
公衆衛生は地域社会の健康レベルを底上げするための公共政策である。地域単位での対応と個人の自由との緊張、および国際協力の課題について検討する。 |
履歴・職歴等
国際基督教大学教養学部社会科学科卒業(1988年)
国際基督教大学行政学研究科博士後期課程修了(1998年)
静岡県立大学、札幌学院大学を経て、2017年4月に東洋英和女学院大学に着任。
著書・論文
『医療化するアメリカ――身体管理の20世紀』(共編著、彩流社、2017年)
『連邦制と社会改革――20世紀初頭アメリカ合衆国の児童労働規制』(単著、世界思想社、2007年)
『病が分断するアメリカ――公衆衛⽣と「⾃由」のジレンマ』ちくま新書、2023年
受験生へのメッセージ
"Believe you can, and you are halfway there." ―Theodore Roosevelt