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留学・国際交流

帰国レポート・留学レポート

オレゴン大学AEI(アメリカ)

国際社会学部(オレゴン大学AEI2024)
留学期間:2024年9月~2025年3月
留学マンスリーレポート(2024年11月)

今月のカルチャーショック(トラブル・戸惑い・驚き・発見など) 

オレゴン大学は大学の敷地内に競技場やスタジアムがあります。
ちょうど11
月にバスケのシーズンが始まったので、スタジアムにバスケの試合を観に行きました。そこで、いくつかのカルチャーショックを受けました。まず、ブーイングです。対戦校がボールを持った時、シュートを決めた時、フリースローをする時、大ブーイングをしていました。日本ではスポーツマンシップを重要視しているためブーイングなんてありえない行為なのでとても驚いたし、スポーツマンシップが全く無いことが悲しかったしショックを受けました。それと同時に、スポーツマンシップを重要視していて相手を尊重して試合に挑むのが当たり前である日本はとても素晴らしいと感じました。
次に、ゴミの管理です。試合が終わり退場する時に、飲み物のカップや食べ終わった物が当然のように席に放置されていて、アメリカ人にとっては普通のことなのかもしれませんが、日本人にとっては身の回りは綺麗にしてから去るのが常識なのでついその考えでいてしまい、少し戸惑いました。ですが、大勢が盛り上がって熱狂している雰囲気はとても楽しく、アメリカの良さであると思います。
そして、オレゴン州は雨季が冬で、11
月はほとんど毎日雨が降っています。そこで驚いたのは、傘を差す人がとても少ないということです。日本にいる時にそれを耳にしたことはありましたが、実際に目の当たりにして驚いたし、逆に傘を差している人の方が目立っているのではないかなと思います

今月の成長体験

Reading&Writingのクラスで、1冊の物語を使い、週ごとに2~3人がリーダーとなりクイズやゲーム、ディスカッションをします。
そのため、内容や語彙を把握するために毎週しっかりと読んでくる必要があります。最初の頃は、今まで英語の本をまともに読んだ事も無かったので、
1文1文理解するのに時間がかかる上集中力が続かず、正直なところ内容をよく理解できていませんでした。しかし今では、読むスピードも確実に上がったし、何より内容の面白さに気づくことが出来て、物語を英語で読めているということが自分にとって大きな成長だと感じました。また、直訳ではなくニュアンスで読み取れるようになってきたことに対しても、着実に成長していると感じます。
そして最近は、少しでも曖昧な部分はすぐに先生に聞くようにしています。やはり日本の学校で教わる文法とネイティブから教わる文法では、内容は同じでも考え方や捉え方にかなり違いがあります。なので自分が正しいと思っていたことが違かったり、改めて学ぶと「あれ、何だっけ」となることが頻繁にあるため、分からない点や難しいと感じることはネイティブスピーカーに頼りその場で解決する、ということが大事だと感じました

日本について聞かれたこと、考えたこと 

アメリカは、11月の第4木曜日にサンクスギビングがあります。それに伴い、授業で自分の国のホリデーやイベントについて話す機会が何度かあったのですが、クリスマスやハロウィンなど日本関係なくある季節のイベントばかりしかパッと思い浮かばず、説明できませんでした。
しかし、振り返ってみれば、雛祭りや節分、大晦日に年越しそばを食べるなど、行事や昔からの習慣は山ほどありました。このことから、日本ならではのお祭りや行事についての知識が全然無いことに気付かされたと同時に、日本人としてそれらをもっと大切にしていかなければいけないと考えました。なので、帰国後は以前よりもっと日本の伝統行事に積極的に向き合って生活していきたいです

 
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