ニューカッスル大学LC(オーストラリア)
国際社会学部(ニューカッスルLC2023)
留学期間:2023年8月~2024年2月
留学マンスリーレポート(2023年11月)
今月のカルチャーショック
ホストファミリーや現地の学生と話していて、顔の表情をたくさん使っているなということに改めて気づきました。例えば、リアクションをとるときも私たちからしたらオーバーなほど顔や口の筋肉をたくさん使っているなと気づきました。そのため、より一層非言語の部分でのコミュニケーションを強く感じました。よく道中や、他人の家の前の草むらで犬のフンを見つけることがあります。日本では飼い主が責任を持って片付けなければいけないので、オーストラリアではそのまま放置しても問題ではないという点に驚きました。今月テストがあったことによって、10週間一緒に過ごしてきた半数のクラスメイトと別れました。それにより新たなクラスメイトとの交流に加え新しい先生による授業も始まったため最初の頃は慣れない授業でストレスを感じていましたが、それらの負担は時間と共に薄れていきました。
今月の成長体験
今月は語学学校での授業が始まってから10週が経ったのでテストがありました。スピーキングとライティングのテストがありました。10週間の授業を通してどちらも文法を意識できるようになったなと思います。個人的に、オーストラリアに来てから宗教や価値観の違う人について疑問や理解を深めようといった機会が増えたと思います。日本では何気なく過ごしていましたが、語学学校で様々な国からのクラスメイトと宗教に関する意見を交わしたり、街中やレストランで見受けられるヴィーガン向けの人への別メニューなどを多く目にするようになってから自分とは違う価値観を持っている人に興味を持つようになりました。さらに、気になったことは直接聞いてみるといった機会が増えました。
日本について聞かれたこと、考えたこと
日本の電車やバスには広告がたくさん貼られていますが、オーストラリアの電車やバスの中には広告が一枚もないことに気づきました。オーストラリアは車社会であるからこそ、電車の中の広告よりもビルボードの方が効果的だということを知りました。仕事がテーマの授業になった時に、給料高い職業と給料が低い職業について話し合いました。国ごとによって考え方が異なるため、同じ職業でもそれぞれの国で給料に差があっり、それらの違いが面白いなと思いました。また、授業で日本のイベントや行事などを聞かれました。日本のイベントや祝日について考えたり英語で説明することがなかったので、調べ直した時に深い意味があって面白いなと感じました。授業や休憩時間などを通して日本のトピックについて話す時に、私は他国から見た日本に対するステレオタイプには当てはまらない、マイノリティーの人間だということを強く実感しました。「日本人に聞けばアニメのことが分かるだろう」といった意見や「日本人はラーメンが好きだ」といった意見に対して私はどちらも当てはまらない人間です。そのため、クラスメイトのみならず先生からも冗談まじりに「本当に日本人?」と尋ねられ、驚かれることが度々あります。日本に対するステレオタイプがいくつかあることが分かった一方で、偏見を実感しました。