ヴィクトリア大学ELC(カナダ)
国際社会学部(ヴィクトリアELC2022)
留学期間:2022年9月~12月or2023年1月
留学マンスリーレポート(2022年 11月)
今月のカルチャーショック
ダウンタウンにあるブリティッシュコロンビア州議事堂に行ったときに歴代の議会の様子の写真が飾られていた。1990年代やそれ以前の年はほとんど男性の議員しか写ってなかったが2000年代以降の写真には女性の議員が増えていて、2019年の写真は男性議員と女性議員がほとんど半数ずつだったので時代の流れを発見した。韓国人の友達と行ったのだが、友達が1990年以前の写真を見て「今の私たちの国と同じだね」と冗談混じりに突っ込んでいて深く同意した。
バスが時間になっても来ないことや、まだ出発時間ではないのに既に出発しているということがよくあって戸惑った。日本の首都圏ように一時間に何本も来るわけではないので一時間以上待つ時もあれば、歩いた方が早く帰れるので10キロほどの距離を歩いたこともあった。バスの運転手がみかんを食べながら運転したり始発のバス停に彼らの友人がいたりすると出発時間を気にせず話しているので、日本の公共交通機関より自由な空間がある。レストランに行った時も店員が派手なメイクや格好をしたりタトゥーを入れていたり、クリスマス仕様のネイルを見せて「可愛いでしょ?」と友達のように話してきたり、働いている人たちがみんな幸せそうに見える。またワークライフバランスの内容を取り扱った授業ではカナダでは仕事とプライベートの時間をきっちり分けないといけないのでほとんどの会社で休日にメールを送るのが禁止になっているというのを先生が説明して驚いた。私は日本の厳しいルールの中で働くよりもカナダの仕事文化の方が好きだと感じた。留学に来る前に授業やインターネットでたくさんホームシックのことを調べていたのでいつハネムーン期からショック、不適応期に変わるのかと怯えていたが幸いにも私は不適応期を飛ばして適応期に来たと感じたので自分でも驚いている。全て優しいホストファミリーと友達のおかげなので感謝の気持ちを忘れずに今後も生活していきたい。
今月の成長体験
私は軽音楽部と外部の日英の交流会クラブとバレーボールクラブに所属しているのだが、先月よりも部員のみんなの会話に入れているような気がする。私は洋楽を聴くのが趣味なので弾きたい曲や最近好きな歌手などについて話すと普段よりスムーズに言葉が出てくる。そのため UVIC でどの学科にいるのかを聞かれた時にカレッジ生ではなくて ELC に通っている英語学習者だと伝えると驚かれたことがあって、嬉しかった。また日本人のアクセントがあまりないから日本人だと気付かなかったと言われたことがあり、それも発音の練習を継続するモチベーションにつながった。しかし、バレーボールのルールは日本語でもあまりわからないので英語で説明されるのが苦痛で最初は少し泣いてしまったことがあったがやっているうちに慣れてきて、部員の皆もただ趣味で集まってやっているから緊張しなくて大丈夫だと励ましてくれて楽しめるようになった。いまだに名称や細かいルールなどはよく理解していないが、ネイティブの仲間とスポーツすること自体が貴重で楽しい時間なのでポジティブに取り組んでいる。
今週で今学期最後の学校だった。出会ったばかりの頃は周りの英語力に圧倒されていたが私のクラスは英語学習に対するモチベーションが高く、先生もとても優しいのでネガティブで消極的だった自分を変えることができて本当に感謝している。私のほとんどの友達は韓国人で、四人の友達が12月に帰ってしまうので離れるのが悲しくてみんなで号泣したのもいい思い出だ。たった三ヶ月だったが毎日新しいことを学び、同じ目標に対して全力で取り組んだことを今月改めて実感した。そして英語学習を継続してまたみんなで会おうという新たな目標を作ったことによってやる気を失わずに勉強することができると思う。スピーキングテストでは自分が思ったよりも高い点数を取ることができた。9月の初日のテストよりもスラスラ言いたいことが出てきたので嬉しかった。12月は学校がないので友達と旅行することを計画している。また一年で一番大きなイベントと言われているクリスマスがあるのでそれも楽しみだ。
日本について聞かれたこと、考えたこと
先生に日本人の生徒は could を使い過ぎと指摘された。例えば[I could meet~] [I could find~]のような表現だ。私は今までこの表現に違和感を感じたことはなく多用していたが、ネイティブからすると不自然な言い回しだそうだ。なぜ日本人がこのような言い方をするのかとても驚いていたので、日本語には「~できてよかった」「~することができた」という表現があるからだと説明したら納得していた。どのような時に could を使うのか質問したら、仮定法や「昔は一輪車に乗れたが今はできない」など、過去の能力を説明する時にしか使わないそうだ。「~することができた」「~できてよかった」と言いたい時には could ではなく be able to~ を使うことを学んだ。
ホストマザーに日本の受験方式を説明したときに私の高校は日本史、世界史、政治経済の3つの社会の科目があってそこから一つを選択できると説明したらなぜ3つ全部勉強しないのかと聞かれた。高校一年生の時には3つ全ての科目を勉強しないといけなかったが受験に必要な科目だけに集中するために2年生からは一つに絞ることを説明した。そして志望大学によって受けられる科目が変わるためそれぞれ勉強しなくてもよい科目と勉強しなければいけない科目があることを説明した。

