教育方針

遊びを中心とした生活の中で豊かに学び、神さまを思う心を育てます。

キリスト教による人間形成を重んじます

東洋英和幼稚園の始まりは、学院が創立30周年を迎えた1914(大正3)年のことです。学院に通う姉を持つ幼い弟妹達のために、また、近隣の幼い子どもたちのためにキリスト教保育を受けさせたいとの父母達の熱い思いで誕生しました。以来、神様の愛と恵みを覚え、喜び、祈り、感謝する生活を大切にしています。

日々のお祈りや賛美を通して、目に見えないけれど真実なものを身近に感じた子どもは、神様を信頼するようになり、そして自分自身を信頼できるようになります。さらに、自分を取り巻く社会に目を向け、他者を受け入れ、他者のために行動できるようになってほしいと願っています。

お母様方のために年に数回、聖書の研究会「つぼみ会」が開かれます。これは"神様のいる暮らしを生活の中に取り入れていただきたい"という願いによるものです。讃美歌を歌い、祈り、牧師先生から聖書の内容についてお話を聞いて、豊かな時間を過ごします。

主体性と個性を尊重します

子どもたちはみな、神様から一人ひとり異なる賜物を授かったかけがえのない存在です。子どもはそれぞれがいろいろな個性を持ち、違っています。大人たちはそんなごく当たり前のことをつい忘れてしまいがちです。"人よりも少しでも良く、早く。"そうした大人の価値観が、子どもたちを苦しめていることはないでしょうか。

登園してきた子どもたちは皆、思い思いの場所で自由に遊び始めます。教師は子どもの個性を尊重して、その子のペースでその子らしく幼稚園生活が送れるよう見守っています。教師が計画した活動を一斉に与えるよりも、自由な遊びの中で自らが選び工夫することを重んじています。当然それぞれの活動の内容と達成度は異なりますが、いかにその子らしく充実して時を過ごせたかを大切にしたいものです。

生活経験の浅い子どもは、自分の立場からしか物事を見ることができないので、あちらこちらでトラブルが発生します。トラブルは避けるものではなく、むしろそこから多くを学ぶことのできるものです。子どもの力を信じてできる限り任せると、子どもはその信頼に応えて、知的にも社会・道徳的にも豊かに成長していきます。

ご家庭との連携を大切にします

子どもの成長は、幼稚園の保育だけでは成り立ちません。ご家庭との連携が何よりも大切です。大人たち(親・教師)が神様の愛を信じ、互いに受け入れ合い、支え合って、祈りながら生活すると、そのような大人の姿を見て子どもたちは安心し、感謝と喜びをもって自らを受け止め、神様から授かった良きものを伸ばしていくのです。

登降園の際に、教師がお母様と子ども一人ひとりと挨拶を交わし、気が付いたことがあればその日のうちにお話をするようにしています。幼稚園とご家庭との連絡を密にすることで、子どもたちの小さな変化を見逃さないよう心がけています。

お母様には、母の会とつぼみ会(聖書研究会)に加えて、さまざまな形で保育に参加し、また自主活動に参加していただきます。お父様にも年に何回か幼稚園においでいただく機会があります。そして、おじい様おばあ様を「祖父母の会」にお招きしています。ともに作り出す楽しさや喜びを味わっていただく時となればと願っています。

自然との出会いを大切にします

園庭を最も重要な保育環境だと考えて、表庭の2本の大木(イチョウの木、大王松)、美しい花を咲かせる木々、実のなる木々、そして裏庭にたわわに実るビワとカキ、カエルや小さな虫達を守ってくれる草花の数々を大切にしています。子どもたちは庭で多くの動植物と関わり、生き物にはそれぞれに適した生活の場があり、それを守ってやることが望ましいことを、繰り返しの体験を通して知ります。

夏、年長の子どもたちは、軽井沢にある「追分寮」にキャンプに出かけます。都会では見ることの少ない森の草花や小動物と接しながら、神様と出会い、あらためて仲間と出会います。

また、年長組の子どもたちは長野県上田市へ出かけて、りんご狩りを体験します。はしごに登り、自分の手でもいだりんごを丸かじりする姿はとても嬉しそうです。

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