SDGsセミナー第4回が開催されました
10月12日、国際協力研究科では連続セミナー第4回「SDGs-国際協力の現在、未来-」を開催しました。今回は、日本赤十字 救援福祉部次長の白土直樹氏をお招きして、「国際人道支援と国際防災」についてご講演いただきました。白土氏からは、防災の基礎的考え方に続き、赤十字の組織、ミッションそして人道の意味「人間が人間らしくあること」についてご説明いただきました。その上で、日本赤十字社が20年にわたりベトナムで取り組んだベトナムにおける災害対策事業であるマングローブの植林や防災事業の紹介を通じて、支援後の持続可能性の重要性を強調されました。赤十字の原則にも掲げられる人道の敵には、利己心、無関心、認識不足、想像力の欠如であると言葉で締めくくられました。
次回のセミナーは、10月16日、元ILO理事の中嶋滋氏をお迎えして「ディーセント・ワーク:国際移動と働きがいのある仕事」になります。