大学院案内・概要

大学院の方針

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

東洋英和女学院大学大学院は、建学の精神「敬神奉仕」の理念に基づき、キリスト教精神による人間形成を尊重し、豊かな国際性と広い視野をもつ人材を育成することを教育理念とします。男性・女性を問わず、専門職業人の育成と深い教養を求め、学びを通して与えられた知恵と能力を地球社会に生かし、「隣人」に仕えることを志す人々を受け入れます。

人間科学研究科

 人間科学研究科修士課程では、広範な人間科学領域を探究し現代社会の要請に応えるべく、より高度な専門知識と実践力を獲得しようとする意欲・資質を持つ人を積極的に受け入れます。

 人間科学研究科博士後期課程では、総合的な人間科学の知識と実践力を有し、研究者あるいは指導的立場を志向する人を積極的に受け入れます。

国際協力研究科

(1)21世紀の複雑な国際関係を理解し、国際社会にどのような貢献ができるのかを考える人を歓迎します。

(2)国際社会の現実を踏まえ、より効果的な国際協力を考えていきたい人を歓迎します。

(3)21世紀の国際社会の特性を研究し、自らの職業をさらに発展、充実させたい人を歓迎します。

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カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)

本学大学院においては、わが国の社会・経済における価値の多様化、少子高齢化、急速な国際化に対応できる高度な専門的知識と幅広い視野をもった、問題解決型の職業人の育成を目指します。そのために、人間科学研究科(修士課程・博士後期課程)、国際協力研究科(修士課程)を置き、それぞれ次のような目的と方針に基づいてカリキュラムを編成します。

≪人間科学研究科≫

本研究科は、人間を理解し、支援・援助することに関わる多様な分野を対象とした人間科学領域を考究します。現代社会に求められる卓越した見識と高度な実践能力とを養成します。さらに、広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と共感的理解および批判的判断力を形成し、人間の尊厳を守り、well-beingを促進する態度を育てることで、調和ある共存に貢献できる高度な専門能力を持つ人材の育成を目的とします。

 上記の目的を達成するために、人間科学研究科は、修士課程として、人間科学領域・幼児教育コースおよび臨床心理学領域を、さらに博士後期課程を教育課程として設置されています。

【修士課程】

○人間科学領域
  多様かつ実践性にとんだ教育体系のもと、学生の自発的な研究活動を支援し、現場での実践経験と理論を融合するカリキュラムを提供します。現代の人々のライフステージの多様さを支援するため、より高い専門知識と技術の養成しつつ、総合的・学際的研究をすすめています。

○幼児教育コース
  本学の保育者養成の伝統は、キリスト教精神に基づく人間観に立った、乳幼児の教育や女子教育へのまなざしのなかに継承されてきました。その時代・社会にあって普遍的な、「子どもに仕える」ことの意味を問い、子どもにとっての最善の生育環境を望み、人間学としての新しい保育・教育子ども学を構築するカリキュラムを整えています。

○臨床心理学領域
  人間の尊厳を尊重する人間観を基盤として、「こころの専門家」たる臨床心理士として対人援助を行うため、臨床実習を重視したカリキュラムの下、高度な専門的知識に基づく深い共感性を有する援助実践力の獲得をめざしています。

【博士後期課程】

   修士課程で備えた人間科学の理論的知識や方法論的専門技術をより発展させることを通して、総合的で多角的な思考力・分析力を有し、社会と個人を支えることに寄与する独創的な研究を行いうる指導的人材を育成します。

≪国際協力研究科≫

世界は一国では制御できない数々の新しい問題に直面しています。多発する地域紛争とそれに伴う大量難民の発生、開発途上国での続く貧困の連鎖、世界的な経済不況による失業者の増大、世界各地で起きる大規模災害の発生などといった難しいグローバルな問題が次々と起きており、それらに有効に対処するには、国際協力が欠かせません。本研究科は、国際社会においてこれらの課題の解決に貢献する人材の育成を目指しています。特に国際協力を専門とする政府機関や国際機関、さらには民間組織などで活躍する人材が育っていくことを期待しています。
本研究科は、こうした人材の育成のために充実した国際協力のカリキュラムを用意しています。カリキュラムは三つの科目群から構成されています。一つは国際社会領域という科目群です。ここには国際関係理論、国際経済学、国際機構論、国際社会学などといった現代の国際社会を理解するために必要な専門科目と応用科目が配置されています。これらの科目を履修することにより、国際協力を社会科学として学んでいく上で必要な学問的素養を身につけることができます。もう一つは、国際協力領域の科目群です。ここには学問としての国際協力を体系的に習得できる専門科目と応用科目が配置されています。それ以外に学問として学んだ国際協力論を現場で実践するための実習科目(インターンシップ、フィールドワーク)が用意されています。また国際協力に実際に携わっている専門家による連続講義の科目(国際協力ワークショップ)も用意されており、生きた国際協力の話を聞くことができます。三つ目は、地域研究の科目群です。世界のさまざまな地域で国際協力の必要性が求められています。地域の特性を理解することなしに国際協力を進めることはできません。そのような観点から本研究科では、日本、アメリカ、ヨーロッパ、東アジア、東南アジア、中東、アフリカ、南米に至るまで、他大学の国際協力研究科にはない充実した地域研究の科目が配置されています。それらを履修することによって地域についての幅広い知識と理解を身につけることができます。

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ディプロマポリシー(修士認定・学位授与に関する方針)

 本学大学院では次のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した大学院生に対して、所定の委員会での審議を経たうえで修了が認定されます。

本学大学院の修士課程を修了した者は、それぞれ専門的な視点と思考力、専門的技術を生かした職業・研究に従事する能力を身につけています。また、専門領域の知識や技術を社会に有効に還元するための知識を持ち、運用力を獲得しています。

≪人間科学研究科≫

人間科学の領域における幅広い学識を有し、人間理解や支援・援助をめぐる人と社会のさまざまな事象や課題について、これを分析し、考察し、実際に対応していくことのできる高度な専門的実践力と研究能力を獲得しています。

本学大学院の博士後期課程を修了した者は、修士課程で備えた理論的知識や専門技術をより発展させることを通して、独創的な研究を行うことのできる自立した研究者・指導者としての能力を有した人材です。

修了認定については、人間科学研究科では、修士論文又は特定の課題についての研究の成果を審査委員が審査し、審査委員による最終試験を行い、研究科委員会で学位を授与することの可否を決議します。博士論文の審査は、研究科委員会で選出された審査委員会による学位論文の審査及び最終試験を行います。研究科委員会で学位を授与することの可否を議決します。修士号を授与された論文は製本されて本学大学院図書室に保管され一般の閲覧に供します。博士号を授与された論文は、東洋英和女学院大学リポジトリに掲載し、インターネットにより公表します。

≪国際協力研究科≫

国際関係と国際協力の分野における幅広い学識を有し、さらに地球規模の諸課題の分析と考察、それらの解決に向けた研究能力と実践的能力を持って国際社会で活躍できる能力を有しているとみなされる場合に修士号(社会科学)が授与されます。
修了認定については、国際協力研究科では、修士論文又は特定の課題についての研究の成果を審査委員が審査し、審査委員による最終試験を行い、研究科委員会で学位を授与することの可否を決議します。修士号を授与された論文は製本されて本学大学院図書室に保管され一般の閲覧に供します。