サンディエゴ州立大学(アメリカ)
留学先:サンディエゴ州立大学(アメリカ)
留学期間:2023.8〜2023.12
留学報告書2023年度
留学先学校全般について(学校の規模、留学生の出身国・年齢層など)
1897年創立のサンディエゴ州立大学は、カリフォルニア州立大学23校の中で最大規模の35,000人以上の学生が学んでいます。学生の人種も多様でメキシコとの国境が近いこともあり、ヒスパニック系の学生も多く、アジア系、ヨーロッパ系(特にドイツ)など世界中から学生が訪れています。そのため、学内を歩いていると英語とスペイン語をはじめ、各国の言語を聞きます。また、学生の年齢は全体的に若いです。
広大な敷地内にはテスト前になると座る場所がなくなるほどの24時間図書館やヨガやボクシング、ランニングのトラック、ジムマシンなど充実したジム、プール、スポーツ試合やアーティストのコンサートが開催されるスタジアム、US BANKとCalifornia Coast Credit Unionといった銀行、電車やバスなどの公共交通機関、SDSUグッズやApple製品、文房具などが売っているBook Store、Panda ExpressやSubwayなどのフードコート、Aztec Marketと呼ばれる日本でいうコンビニ、スターバックスなどがあります。また、大学の周りにもレストランやファストフード店、Trader Joe's、住居だけなので学生街のような雰囲気です。
課外活動、交友関係について
サークル活動としてはJSAという日本人会やアジア系の団体に多くの半年、または、1年の留学生は参加しています。また、International officeが定期的に留学生の交流会を開くため各国の留学生と友達になることができます。現地大学生との交流は授業や寮などが同じになる、または、歩いていると校内で団体に話しかけられることがあるのですが何事も勇気を持って挑戦してみると自然と現地生とも知り合えると思います。
日本から持っていくと良い物、持っていく必要がない物など
多くはTargetやWalmartで購入できるのですが、日本の調味料やインスタント、また電子レンジで調理可能な食器やパスタ容器などは万能です。日本のお菓子を持参するのもお土産としては良いと思います。また、アメリカの大学内には水を水筒に入れる場所が多く設置されており、学生は水を買うのではなく水筒を毎日持ち歩いています。さらにアメリカの水道水は飲めないのでケトルや浄水器があると家で便利です。そのほかにアメリカの洗濯機は威力が強いため洗濯ネットや小さなものでも充電器やコードなど大学生活で必需品となるものはあると便利だと思います。衣類に関しては、サンディエゴは1年中暖かいと思っていたのですが思っていた以上に雨も多く、10月以降は寒いため半袖の他に長袖のセーターやパーカー、フーディーなど持っていくのが良いと思います。
留学全般について後輩へ伝えたいこと
留学生活が自分にとってどのようなものになるかは自分次第です。留学は、人として成長できる時間です。大好きな場所、大好きな人たちから離れ、今いる環境、周りの方々のありがたさがわかる時間です。自分自身を知る時間です。留学生活は初めは楽しいことよりも辛いことの方が多いかもしれません。でも、いつか必ず「良い思い出」となり、また訪れたいと思うようになります。私自身も今回が2回目の留学で、1回目は15歳の時でした。「楽しい」より「帰りたい」と思うことの方が多かったかもしれません、それでも、また留学をしたいと思いました。そして、今の自分があるのはあの時の留学があったからだと胸を張って言えます。留学先で過ごした時間は、人生の中でかけがえのない宝物になると思います。留学ができることは当たり前ではないです。多くの人の支えがあって実現します。人への感謝の気持ちを忘れず、どんな壁にも自分には必要な成長だと真正面からぶつかっていけば素敵な留学生活を送れると思います。少しでも悩んでいる方がいらしたら、勇気を持って一歩踏み出してみてください。留学に学年や年齢は関係ありません。大学を休学して留学する人、帰国したら学年を下げる人、本当に様々です。一歩踏み出せばきっと素敵な人、素敵な場所、素敵な経験、新しい自分に出会えると思います。