梨花女子大学校(韓国)
国際社会学部(梨花女子大学校2024)
留学期間:2024年3月~2024年6月
留学報告書2024年度
1. 留学先学校全般について(学校の規模、留学生の出身国・年齢層など)
大学は物凄く広く、坂が多いです。学科ごとに建物が分かれており、履修の組み方によっては移動が大変なため、シャトルバスを利用することをお勧めします。また、大学内にコンビニ、カフェ、ご飯屋さん、郵便局、映画館など沢山の施設があります。
留学生はカナダやフランスの人が多かった印象です。日本の留学生は大体が大学2年か3年で交換留学の人が多く年齢も似たり寄ったりでした。他の国の留学生は母国の大学を休学して来ていたり、卒業後に学びたいことがあって来ていたりなど、年齢層は日本よりも幅広かったです。
2. 生活全般について(平日・休日の過ごし方、現地のライフスタイルなど)
平日は月曜日~木曜日・毎朝8:00から授業があったので、基本的に規則正しい生活を送れていました。お昼は学食や大学周辺のご飯屋さんに友達と食べに行っていました。夜ご飯は外で食べることが多かったですが、友達と料理をして食べることもありました。空きコマは図書室で映画を観たり、カフェに行ったりしていました。
休日は基本、友達と遊びに出かけていました。観光地に行ったり、ご飯屋さんやカフェを巡ったり、趣味を満喫したりしていました。また、寮にはジムやフリースペースがあるので、友達とジムに行ったり、フリースペースで映画を観たりしていました。
3. 課外活動、交友関係について(サークル活動や現地大学生・留学生との交流など)
大学ではEKLESというサークルに入りました。韓国の様々な文化を体験するという内容で、毎週水曜日の17 時~18時で活動を行っていました。メンター制度で一人一人にメンターがつき、英語でサポートをしてくれます。実際には、漢江でピクニックをしたり、景福宮に行ってチマチョゴリを着たり、キンパを作ったりと様々な活動を行いました。
梨花女子大学にはPeace Buddyという制度があり、出願の時に申し込むことができたので、私はこの制度を利用しました。Peace Buddyは、梨大生がバディーとなって留学生をサポートしてくれるという制度でした。留学前からグループチャットに入れて、他の留学生たちと交流することができました。学期が始まる前は、学校案内をしてくれたり、バディーのグループでご飯を食べに行ったりして友達を作ることができました。他にも、パーティーや野球観戦、映画鑑賞会など留学生向けのイベントが多く、梨大生や留学生と交流する場が沢山ありました。
そして、大学外の活動にも参加しました。色々な大学の韓国人学生が集まって、英語を中心に外国人にツアーや韓国文化の体験などのイベントを行っているものでした。私は日本の友達と参加しましたが、そこで韓国人の友達を沢山作ることができました。
4. 留学前に思っていた留学のイメージと実際の違いなど(プラス面・マイナス面など)
留学前は、余裕を持った学校生活を送って、遊びと勉強をバランスよくしながら留学生活を送れると思っていました。ですが、実際に留学生活を送ってみると、授業の予習や復習、家事などややることが沢山あり、その中で、友達とも色々なところに遊びに行ったりと、全然余裕がありませんでした。最初の1カ月は生活リズムをつかむのが大変で体調を崩すこともありましたが、その後はだんだんと慣れてきて、自己管理能力を伸ばすことができました。
5. 留学全般について後輩へ伝えたいこと
留学生へのサポートは充実しているので、安心して留学生活を送ることができます。また、辛いことや大変なことがあっても、全てが自分を成長させてくれるので良い経験になると思います。そして、何より新しい環境で自分が変化をしていくのはすごく楽しいです。なので、語学力や慣れない土地での生活に不安があったとしても、留学に対して少しでも前向きな気持ちがあるなら是非チャレンジしてほしいです。色々な事を吸収して、充実した楽しい留学生活を送ってください。
また、韓国留学だと日韓関係について心配があると思いますが、私の周りには日本の文化が好きな人や日本語を学びたいと言ってくれる韓国人の学生が多かったです。街中でも過度な反日活動は見られませんでした。ですが、理解を深めるためにも日韓の歴史問題については事前に学んでおくと良いと思います。