ホーソン・メルボルン(オーストラリア)
国際社会学部(ホーソン・メルボルン2022)
留学期間:2023年9月~2024年2月
留学報告書2023年度
1. 留学先学校全般について(学校の規模、留学生の出身国・年齢層など)
ホーソン・メルボルンは生徒数が多く、クラスの数も多い。しかし、一クラスの人数は、少ないクラスで5人程度、1番多いところでは18人である。留学生はほとんどがアジア人で中国人、タイ人が一番多い。そのほかにもトルコ人やコロンビア人の留学生もおり、ヨーロッパ人の留学生もいて様々な国からの留学生がいる。また、日本人は少なく、夏休みを利用して短期で来ている留学生もいた。年齢層は大学生よりもワーホリを利用していたり、会社をいったん休んで留学にきていたりする社会人の留学生が多かった。中には家庭を持っている人や夫婦で留学に来ている人など様々である。
2. 履修科目・授業内容について(コース名(一般科目を取った場合は授業名)、どのようなことを学び、どう役立ったかなど)
私が履修していたコースはGeneral English である。このコースは午前中に授業があるクラスで、基本的な文法・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングを学ぶ。先生がテキストのコピーを配ってくださるのでそれと、パソコンのオンラインテキストを使いながら授業を受ける。授業スタイルは先生によって異なるが、Unit1~Unit10までを10週間かけて学んでいく。もちろんすべて英語を英語で学ぶため、文法用語も英語で理解できる必要がある。初めは難しいと感じるが慣れてくると徐々に単語から推測できるようになるので文章の理解度や簡単な文章への言い換えができるようになる。また毎週月曜日と火曜日には小テストがあり月曜日は前の週に学んだ内容の確認テスト、金曜日は初見の文章のリーディングとリスニングのテストがある。そしてweek5とweek10には成績に関わる四技能のテストが行われるため、日々の復習やプレゼンのための準備が必要となる。
3. 課外活動、交友関係について
学校では初めは緊張していたため、話しかけられるのを待ってしまっていた。相手から話しかけてくれる場合もあるが自分から積極的に話しかけていかないとタイミングをなくして一人になってしまうこともある。授業中にほかの生徒とペアで作業をすることもあるため授業で友達を作ることもできる。また、友達の紹介で交友関係を広げたり、放課後や休日に一緒に出掛けたりすることでより仲を深められる。
4.留学準備について後輩へ伝えたいこと(出発前にしておくべき勉強、準備など)
留学前の準備としては語彙力を増やしておくことが一番必要だと思った。自分のことについて話せないことが一番困るため難しい単語というよりは覚えやすい簡単な単語で語彙力を蓄えておくと言い換えも可能になるし、「〇〇な時なんて言えばいい?」と聞くと教えてくれるので話す力をつけながら語彙力を増やすことが出来る。私は単語をあまり勉強せずに留学に行ってしまったのでホストファミリーや友達との会話だけでなく、買い物に行ったときなどに店員さんと話すときに上手く言葉が出てこなかったため、もっと語彙力があれば会話をつなげられただろうと思うことが時々あった。また、これは英語力ではないが現地ではできるだけ明るくいることが大事であると考える。ニコニコしていたり楽しそうにしたりしていると相手から話しかけてくれることもあれば自分から現地の人に声をかけられるようになるし、留学生活をより一層楽しいものに変えることが出来る。
5. 留学全般について後輩へ伝えたいこと
出発前は現地の生活に馴染めるか、英語は話せるようになるのか、ホームシックになってしまうのではないのかなど不安でいっぱいだと思います。私も実際本当に不安で、帰国した先輩たちからは何とかなると言われていましたが本当に何とかなります。現地に行けば自分で調べながら解決できるし、困ったときは一緒に留学に来ている友達やホストファミリーに頼ってみてください。現地の人もみんな優しいので恐れずに話しかけてみてください。きっとみんな助けてくれます。留学ではどのくらい積極的に行動できるかがとても大切です。また、色々な所にたくさん出かけてみてください!オーストラリアには素敵な場所がたくさんあります。時間があれば他の都市にも出かけてみるとオーストラリアの良いところを沢山発見できると思いますし、楽しい思い出にもなります。帰るころにはオーストラリアを離れることが寂しくなるくらい沢山勉強して遊んで充実した留学生活を送れることを願っています。
6.今回の留学はどのような点で良かったですか。
今回の留学を通して自分の考え方が変わり、さらに英語を勉強したいと思うきっかけとなった。留学前は自分のしたいことがあっても自分には無理かなと思ったり不安だからやめようとやる前からネガティブですぐにやめてしまうことが多かったりしたが、留学を通して人生は一回きりだし、思い立ったらすぐに始めよう挑戦してみようというように積極的に行動に移せるようになった。英語を話すとき、発音が違っていたら恥ずかしい、間違っていたら恥ずかしいと考えてしまっていたが常に学ぶ姿勢で間違いを恐れずに間違っているのならそのあとに正しいものを覚えればいいと考えられるようになった。また、以前は日本で困っている外国人に話しかけるか戸惑っていたり日本人でも困っている人に声をかけることを迷ってしまったりしていたが、留学を通して積極性が身について人助けに戸惑わなくなった。英語の勉強をもっとしたいきっかけとしては英語で会話する際に相手は沢山話題や質問をしてくれるのに自分からはうまく続けられないということがあったり、留学生活を通してもっと流暢に会話ができるようになりたいと考えるようになった。また、自分の性格に合う国は実際に生活してみるとわかると思った。例えば、オーストラリアでの公共交通機関は日本と違い時間が全く正確ではないが自分はあまり気にしないことや、物事の失敗をあまり深く考えすぎないことなど生活していてストレスと考えることがなかった。以上のように今回の留学で自分のやりたいことや考え方を変えることができ、とても良い経験となった。
7.今回の留学経験を、将来にどのように役立てたいと考えていますか。
今回の留学経験は、自分は何がしたいのかをよく考えて自分のやりたいことがある就職先を見つけるために役立てていきたいと考えている。物事をもっと柔軟に様々な視点から見て自分の考えを広げていきたい。また、やってみたいことや気になることは迷わず挑戦して失敗しながら学んでいき、自分にもっと力をつけていきたいと考えている。わからないことがあるときは、人に聞くことも大事だが自分の間違いを自分で探して別な方法を試したり自分の経験などから考え直したりするようにして留学経験を役立てていきたい。