ホーソン・メルボルン(オーストラリア)
国際社会学部(ホーソン・メルボルン2023)
留学期間:2023年9月~12月
留学マンスリーレポート(2023年11月)
今月のカルチャーショック(トラブル・戸惑い・驚き・発見など)
学校帰りに次の日にタイに帰ってしまう友達2人にランチに誘われたので、「実はランチをもう食べてしまってお腹は空いていないのだけど、会いたいので行くよ!」と返信し、言われた時間にその店に着いたので連絡すると「ごめん、ランチには来ないのかと思ってもう店を出てしまったよ〜」と連絡がきて、ミスコミュニケーションが起こってしまったことがあった。その後無事にその友達とは待ち合わせして会うことができたが、今までこのような大きなコミュニケーションでの行き違いは体験していなかったので、滞在3ヶ月目にしてミスコミュニケーションを体験し、英語での文面上の会話では本来自分が伝えたかった意味と違う意味に受け手が受け取ってしまうことがあると実感できた良い経験となった。
今月の成長体験
授業中に突然クラスメイトから「Ignorance is bliss.(知らぬが仏)」の意味を教えて欲しいと頼まれ、「例えば、誰かがあなたのことをあまり好きではないとして、それを知ってしまったら悲しい気持ちになったり怒ったりするかもしれないけれど、それを知らなければ嫌な気持ちにはならず落ち着いていられるように、知らない方が良いこともある、という意味だよ」と英語で説明したら、「すごく分かりやすい例だよ!Thank you Rio!」と喜んでもらえてとても嬉しくなった。また、事前に準備していなかった突然の質問にも、翻訳を使わずにスムーズに説明できるようになったことに成長を感じた。
日本人以外の友達と出かけている時や店員さんと話している時に、ふと英語を話すことにすっかり抵抗がなくなっている自分に気づき、成長を感じた。例えば、留学生活が始まってすぐの時は買い物をしていて何か気になることがあった時に店員さんに声をかけるのですら躊躇していたにもかかわらず、今では商品について気になることがなくとも自分から挨拶をし、簡単な会話を楽しめるようになった。また、先日あるお店で買い物をしていた時に、いつものように店員さんに挨拶をすると、「Are you Japanese?」と聞かれ、そこから会話が弾んで、その店員さんは今年の7月に日本に旅行をして日本がとても好きだということが分かった。他のお客さんがいなかったのでたくさん会話ができ、メルボルンでおすすめの寿司屋さんまで教えてもらうことが出来た。学校の友達やホストファミリー以外でここまで長く会話できたのは初めてだったので、とても嬉しかった。
日本について聞かれたこと、考えたこと
学校の友達やホストファミリーが知っている日本語を教えてくれる時に、普段は使わないような言い回しや単語を言っていることがあり、「そんな言葉どこで覚えたの!?」と聞くとほぼ100%の確率で「日本のアニメだよ!」と回答が返ってくる。中には私も他の日本人の友達も聞いたこともないようなアニメのタイトルを教えてくれることもあり、「自分の国ではすごく有名なアニメなのになんで知らないの~!?」と驚かれたこともあったことから、日本のアニメは世界中で評価されており、日本語の勉強にはアニメはよく使われているということを実感し、面白いなと感じた。
ホストマザーと話していた時に、「前にいた中国人の留学生は2年間もうちにホームステイしていたのに平日も休日もどこにも行かずに家にいたからもったいないなと思っていたけれど、日本人はあなたも前にいた留学生もよく色々なところにお出かけをして、その思い出話を教えてくれるからとても楽しい」と話してくれた。確かに、今私の日本人の友達も、同じ家にホームステイしている中国人の留学生が学校以外に出かけているのを見ない、と話していたことから、国によって外出の頻度や性格の違いが表れることがあるのだと考えた。