ホーソン・メルボルン(オーストラリア)
国際社会学部(ホーソン・メルボルン2023)
留学期間:2023年9月~12月
留学マンスリーレポート(2023年9月)
今月のカルチャーショック(トラブル・戸惑い・驚き・発見など)
・登校初日に、最寄り駅のトラムが二種類あることを知らず、時間に来たトラムに乗って学校に向かっていると全く違うところで降ろされてしまい、運転手さんに質問をして何とか学校の最寄りに到着した。しかし、さらに最寄り駅から学校までGoogleマップで検索し歩いていたが、なんとその道が工事中で通れず、ハプニング続きで半泣きだったが、近くにいた学生らしき人に助けを求め、何とか学校まで辿り着いた。波乱の登校初日だったが、次の日からは問題なく通うことができた。
・学校の授業が毎日8時半から開始だが、8時半ぴったりにクラスにいる人は2~3人しかおらず、10~20分の遅刻は当たり前、中には1時間近く遅刻してくる人もおり、本人も担任の先生も謝ったり怒ったりせず気にしている様子がないことに驚いた。先生でさえ8時半ぴったりにはいない日も多く、日本人は時間に関してとても真面目なのだと実感した。
・オーストラリアのお米は日本のお米とは全く違い、細長くパサパサしているのでとても美味しくない。はじめは戸惑ったが、スーパーに日本のお米と似ている「sushi rice」という種類のお米を見つけ、自分で作る時には比較的美味しいお米を食べられるようになった。
・日によって、また一日の中でも寒暖差がとても激しく、一日前は半袖でも生活できるほどに暖かい日であったのに次の日にはダウンが必要なくらい寒い、というようなことがよくあるので驚いた。また、自分は寒くパーカーやトレーナーを着ている日に、オーストラリアの人は半袖や半ズボンを着ていることも多くあり、体感温度がこんなにも違うのかと驚いた。
今月の成長体験
・どんな状況でも、笑顔を忘れないことを心がけている。笑顔でいると、クラスメイトやホストファミリー、街のお店の人など色々な人が優しくしてくれるし、相手も笑顔になるので、コミュニケーションには笑顔がとても大切だと再確認することが出来た。また、常に笑顔を心がけていたら自然と友達も増え、最近では遊びに誘ってもらうことも多くなったのでとても嬉しい。
・日本では実家暮らしで母に頼りっきりの生活を送っていたため、朝一人で起きて朝ご飯を食べ、ランチの準備をして学校へ向かうこと、また洗濯や部屋の掃除などの基本的な生活を自分一人でこなすことにまず成長を感じている。また、料理もまともにしたことなかったが、母に聞いたり自分で調べたりして、見よう見まねではあるが少しずつ料理もできるようになりつつある。
・初めは自分が当たり前だと思っていることが違うことへのカルチャーショックを受けていたが、留学準備講座の「違いを楽しむ」という心構えを思い出し、ポジティブな方向に考えることが少しずつ出来てきた気がする。
・英和から来ている3人でお昼ご飯を食べることが多かったが、週に何回かはクラスメイトのタイ人の友達と食べるようにしたら友達の輪が広がった。もちろん日本の友達も安心するし、いざとなった時にお互い助け合うのには大切だが、自分の経験のためにも、コミュニケーションの輪を広げるためにも、1歩違うコミュニティに踏み出してみることも大切だと学んだ。
日本について聞かれたこと、考えたこと
・ホストファミリーも、学校の友達も先生も日本にとても興味があり、日本から来たと言うと"「おはようございます」や「ありがとうございます」などの簡単な日本語を知っているよ!"とみんな教えてくれるので嬉しくなる。
・授業中や、家でディナーを食べている時などその時々の話題について、「日本ではどう?」と聞かれることが多い。もし分からないことがあると、なぜ日本人なのに分からないの〜?と言われてしまうので、自分では日本のことを聞かれた時に話せるように準備してきた気でいたけれど、他の国の人はもっと自国のことについて詳しいのですごいと思った。
・ホームステイ先のご飯があまり自分に合わず、日本のご飯はどれもとても美味しいのだと実感した。
・日本人は「Thank you」をよく言う。あいさつやお礼を大事にする文化は素晴らしいと感じる。
・海外の文化や人柄に触れ、より日本がいいと再確認することができた。帰国後はより日本を大切に思う気持ちが強くなっているであろうと推測できる。