タイトル画像:留学・国際交流
留学・国際交流

帰国レポート・留学レポート

梨花女子大学校言語教育院(韓国)

国際社会学部(梨花女子言語教育院2023)
留学期間:2023年8月~2024年2月
留学マンスリーレポート(2023年9月)

今月のカルチャーショック

私が1カ月過ごして戸惑ったことは4つあります。1つめはお店の店員さんがスマホをいじりながら接客をしていたり、ご飯を食べながら接客を行っていたりすることです。日本では考えられないので、とても衝撃を受けました。2つ目は電車の出入り口に人がいてもその人達は勝手にどいてくれないことです。そのため、自分が下りることを周りに強く主張する必要があります。また私が吊革につかまっているとき、容赦なくぶつかられることが多くあります。3つ目は車やバイクが歩行者関係なく走っていることです。これは留学に行く前に調べた内容にあったため、理解はしていましたが、想像以上にスピードを出し、歩行者優先という概念が全くないためとても危険だなと感じます。4つ目は、トイレにトイレットペーパーを流してはいけないことです。これも事前に知っていたため、気を付けようと思っていましたが、無意識に便器の中にトイレットペーパーを入れてしまうので、この無意識に行ってしまうことは直さなくてはいけないなと感じました。

今月の成長体験

私が成長したと感じた点は2つあります。1つめは、自炊をしていることです。日本にいる時は母が毎日おいしいご飯を作ってくれていましたが、それがいきなりなくなり、自分で作らないとご飯がないという状況になってしまったため、今は必死にご飯を作っています。今まで当たり前にご飯が出てきた環境がどんなに幸せで、恵まれているのかを実感しました。そして何より、母の偉大さに気づきました。日本に帰国したときは、「晩御飯は何でもいい」ということはなるべく控えようと思いました。2つ目は、わからないことがあったとき、困ったとき自分で解決しようとする力が付きました。いつもだったら、すぐ人に聞いてしまうことが多くありましたが、最近は困ったことがあれば自分で調べたり、考えたりしてそれでもわからなければ、周りの人に助けてもらうようにしています。

日本について聞かれたこと、考えたこと

Q. 日本ではごみ箱が少ないのはどうしてなのか。何故ごみ箱が少ないのにポイ捨てがないのか。
A. 基本的にはごみはゴミ箱へ入れるという教育を受けたから。ごみ箱が少ないのはあまり感じたことがなかったが、ごみ箱がなければ持ち帰るという考えになる。

Q. 小学校や中学校などは何歳からどのように始まるのか。
A. 国によって飛び級制度などがあるため、日本の教育制度も知りたいのだと思った。

韓国では接客が日本と全く違う。だが、わからないことがあれば優しく教えてくれる人が多くいる。一方日本の接客態度は、表の顔は満面の笑みだが、それは心から笑っているのだろうかと思うようになった。

ewhal20230901.jpgewhal20230902.jpg

 
おすすめコンテンツ