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「多文化共生社会を考える」第3回講演会開催しました

国際関係研究所による連続講演会(全4回、大学院国際協力研究科および港区麻布総合支所共催)の第3回講演会が9月21日(土)に開催されました。今回は「移民社会フランスから考える多文化共生」をテーマに、早稲田大学教授・鈴木規子先生をお迎えし、フランスにおける多文化的状況についてご講演いただきました。フランスの移民問題を考える際、EUや周辺諸国との関係性、バランスが極めて重要であることや、アルザス・ロレーヌ地方の特別な歴史的背景、若者世代における多文化交流の実態など、多岐にわたる貴重なお話を伺うことができました。また、フランスと日本における「移民」や「外国人」の定義の違いについても説明があり、今後の日本社会における多文化共生を考える上で、大変示唆に富む内容でした。次回は最終回となる第4回講演会が9月28日(土)に開催され、ドイツにおける移民問題に焦点を当てたご講演をいただく予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。
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