オタワ大学OLBI(カナダ)
国際社会学部(オタワ大学OLBI2025)
留学期間:2025年8月~2025年12月
留学レポート2025年11月

今月のカルチャーショック(トラブル・戸惑い・驚き・発見など)
11月に入り、雪が降り始めると同時に、気温がマイナスになる日が当たり前のように続くようになりました。冬の訪れを肌で感じる中、特に目につくようになったのが、歩道や電車・バスのホームに散りばめられた塩です。その粒は私がこれまで見てきた食塩とは違い、思った以上に大きく、透明に近い見た目をしていたため、最初に見たときはガラスの破片が大量に落ちているのだと思いました。しかし、通学路が同じで仲良くなったカナダ人の学生に尋ねたところ、それがガラスではなく、凍結を防いだり、人が滑らないようにしたりするためにまかれている塩だということを教えてくれました。その話を聞き、地域の人々の生活を支えるための重要な工夫であることに気づき、とても興味深く感じました。日本の、特に私が住んでいる雪の降らない地域では、このような対策を見る機会はないからこそ、自分にとっては目新しく、また文化や環境の違いを体感できる貴重な経験だと思いました。雪国では、日常生活を安全に過ごすためにさまざまな対策が取られており、その一つ一つが長い冬を乗り越えるための知恵として根付いています。今回の出来事を通して、気候や環境の違いが生活習慣や街づくりに大きな影響を与えていることを改めて実感しました。
今月の成長体験
私が今月で特に成長を感じたのは、ふとした瞬間に自然と英語が口をつくようになったことです。例えば、ホストファミリーと家のドアの前で偶然出会った際、驚いた気持ちを日本語ではなく、とっさに英語で表現できたことがありました。こうした何気ない場面で英語が自然に出てくるようになったことは、自分の中で英語という言語が日常生活に溶け込み、身近なものになっている証だと感じています。また、日々の生活や授業を通して語彙が増えたことで、瞬間的に言いたいことを英語で組み立てる力も向上しました。以前は言葉に詰まってしまう場面が多かったのですが、今では簡単な表現であれば迷わず英語で言えるようになっています。このように、無意識の場面でも英語が使えるようになったことは、自分の成長を実感する大きなポイントです。
日本について聞かれたこと、考えたこと
日本人の友だちと歩いていると、必ずと言っていいほど "Are you Japanese?" と声をかけられます。最初のうちは、カナダには日本が好きな人が多く、私たちの会話の中から簡単な日本語を聞き取って、日本人だと気づいてくれているのだと思っていました。しかし、あまりにも頻繁に聞かれるため、あるとき思い切ってどうして分かるのか、尋ねてみました。すると、日本語の発音で分かると教えてくれました。アジア圏の言語は日本語・韓国語・中国語など音が似ている部分も多いけれど、特に日本語は、ゆっくりで優しく、かわいらしい印象があるので聞き分けやすいのだそうです。この話を聞いて、私は自分が日本語を話しているときの特徴が海外ではどのように捉えられているのかを知り、とても新鮮に感じました。また、言語は音やテンポ、話し方の雰囲気まで文化を反映していることに気づきました。自分にとって当たり前の話し方が、海外の人から見ると一つのアイデンティティとして認識されるということを実感し、言語を学ぶ上で大切なのは単語や文法だけでなく、その背景にある文化の違いを理解することだと改めて感じました。