【心理実習】2023年度「心理演習」報告会が行われました
1月25日(木)、2023年度「心理演習」報告会が行われました。
本学では公認心理師資格のためのカリキュラムが設置されており、学部から大学院まで6年間、専門的な一貫教育を受けることができます。
この「心理演習」は座学で得た知識を、体験を通じて学ぶ科目です。
4年生で実施される「心理実習」に臨むにあたり、心理職としての基本的な姿勢や態度、心構え、コミュニケーションをロールプレイや事例検討など多様なプログラムによって身につけていきます。保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野の施設を見学する際に、利用者や関係者の方々とふれ合っていくために特に必須となる知識を深めながら、心理支援の技術の基盤をつくります。
2023年度後期は、17名の学生が「心理演習」を履修しました。
後期最後の授業となった本日は、「心理演習をふりかえって」というテーマで、関心をもった領域や施設、印象に残っている演習内容、授業を通して成長したことなど、1人あたり3分程度で発表しました。
「心理演習」担当教員以外にも、多くの人間科学科の教員が出席し、学生の発表に耳を傾け、最後にはお一人おひとりから温かなメッセージが送られました。
「心理演習」で身につけた知識や体験を踏まえて、4年生からは「心理実習」がはじまり、病院、教育相談機関、生活支援センター、少年鑑別所など、様々な施設で実習を行います。
引き続き、心理職となるための知識・体験を深めましょう。
本学の公認心理師資格カリキュラムでは、人数制限や選抜試験はありません。なお、「心理演習」「心理実習」に進む際に、指定科目の単位認定を求める先修条件が課せられているのですが、原則希望者全員がチャレンジすることが可能となっています。
「心理実習」に関して、カリキュラム、心理職や大学院進学についてなど、不安なことやわからないことがある場合は、授業以外に、教職・実習センターでもご相談いただけますのでご活用ください。
※【心理実習】に関する掲載記事は以下よりご覧ください。
※本学で取得できる免許・資格の一例は以下の通りです。
- 公認心理師(受験資格)
- 中学校教諭一種免許(社会・英語)、高等学校教諭一種免許(公民・地理歴史・英語)
- 幼稚園教諭一種免許
- 保育士資格
- 博物館学芸員
詳しくは取得可能な資格のページをご覧ください。