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留学・国際交流

帰国レポート・留学レポート

ニューカッスル大学(オーストラリア)

国際社会学部 国際コミュニケーション学科 (ニューカッスル大学2014)
留学期間:2014年10月~2015年6月

留学から得られたこと

4ヶ月間という短い留学期間でしたが、梨花女子大學校に留学を決めて良かったと感じています。梨花は立地も良く、施設も整っており、非常に良い大学でした。留学するには最適の環境だと思います。とても敷地の広い大学なので授業の合間の移動が大変だと感じることもありましたが、梨花の学生や留学生と一緒に受ける授業は刺激になりました。梨花の学生も教授も皆親切で困ったときは助けてくれました。梨花は留学生のサポート制度が充実していました。留学生に現地の学生がついてサポートをしてくれるピースバディー制度というものがあり、この制度を通じてたくさん友達もできました。また、韓国語の授業では、先生の面倒見が良く、授業も理解しやすいように工夫されていて、とても満足しました。

課外活動、交友関係について

私は、英語力を上達させると意気込んでこの留学に参加しましたが、留学生活で得たことは、英語以外のものも多くありました。 今まで一人暮らしをしたことがなく、初めて親元を離れて長い間生活をしたので、自分の中でとても大きな変化がありました。言われなければやらなかったことを自ら進んで行動するようになり、更には、言われていないことまでするようになりました。帰国して一週間、手が空いたときは、掃除など積極的にやるようになりました。当たり前のことではありますが、20年間まったくやらなかったことができるようになったことは、一つの成長です。
「自立したい」と留学前から思っていましたが、その時の私は、自立することは自分でお金を稼ぐことだと勘違いをしていて、自立したいのにお金を簡単に稼ぐことができない自分に葛藤していました。留学することで、自立とはそれだけではないということに気づき、まずは自分のできることからやってみようと思いました。
また、継続する力がついたと思います。留学前は、根性がなく、行動はするもののなかなか続けられない性格でした。しかし、留学期間というリミットがある生活をしたことで、今動くしかないと先延ばしにするのをやめ、自分に厳しくできるようになりました。また、決められた時間の中でいかにたくさんのことができるを考えて行動するようになりました。
さらに、度胸もつきました。街の中ではインターネットが使えなかったので、わからない時は積極的に周りの人に聞くことで、英語の練習にもなりました。また、電話をかけることが苦手で、かける前はものすごく緊張してしまい、結局かけずに諦めてしまうことも多かった私ですが、困っていることはだいたい聞けば済むことが多いものです。臆することなく積極的に色々な人に話しかけ、電話もしました。相変わらず緊張はするものの、それを理由に諦めることはなくなりました。
英語を使った仕事をしたい。留学前は、そう漠然な考えを持っていて、他に何をしたいかが具体的ではありませんでした。しかし、他の国の留学生の話を聞いて、みんな英語は目的ではなく手段の一つであると考えていうことがわかり、英語はどの職についても絶対に必要になっていくと実感しました。英語は一つのオプションとして、英語のことは一度切り離して将来のことを考えていきたいと思います。

留学を考えている後輩へ

とにかく自分から積極的に動くことが一番大切だと思います。自分から行動を起こさないことには何も始まりません。課外活動やボランティアなどは、自分からオフィスに聞きにいかないと情報は入ってきません。
また、最初はホストファミリーの家族などが自分のホームステイ先を訪れ、気まずさを感じることもあるかも知れません。しかし、とにかくその空間に一緒にいることが大切です。部屋に閉じこもるのではなく、リビングにいる時間を増やし、とにかく自分の意見をきちんと伝えるといいと思います。居心地の悪さを感じるのなら、どうしたらその状況が良くなるかを自分なりに考えて、常に最善を尽くせるように工夫してください。
そして、わからないことがあったらすぐに聞くようにするといいと思います。道を聞くときも、会話が理解できなくて聞き返すことも聞き返されることもありますが、困っているという意思を伝えれば、大体の人はとても親切に教えてくれます。そうすることで、英語の勉強にもなります。

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