オタワ大学OLBI(カナダ)
国際社会学部 国際コミュニケーション学科(オタワOLBI2018)
留学期間:2018年8月~12月
留学先全般について
留学前と到着後にクラス分けのテストがあったため、自分に適切なレベルで授業を受けることができました。私のクラスの先生方はみんな私たち生徒のことを気にかけてくれ、わからないことがあるとわかるまでしっかりと教えてくれました。English Intensive Programというプログラムでしたが、EIPの先生方によるサポートにはとても助けられました。大学の施設も充実しており、落ち着いた環境で勉強をすることができました。綺麗な施設であった為、勉強に集中できます。私は下から二番目のクラスで他の留学生と話す時も差を感じ、拙い英語でしたが、それでも友人は同じ英語学習者として、私が話し終わるまであえて手助けはせず見守ってくれました。EIPとオタワ大学の学生・先生・施設、どれを取っても素晴らしかったです。
履修科目・授業内容について
四技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)の授業を行いました。教科書はひとつの章がいくつかの話や問題、その章に対する質問で構成されており、ペアでディスカッションしてお互いの意見を言い合う形で授業が進められました。テーマは健康・家・文化など様々でしたが、各国に関連したことを題材にしているものも多かったので急に質問されることも多く、そのおかげで教科書以上に他国の政治や現状、また各国の言語についても他のクラスメイトから知ることができました。テーマは簡単ですがそれでも新しい知識を得られることもあり、とても面白いと思いました。英語の勉強方法についても教えてくれて、初めはそれが本当にいいのかと半信半疑でしたが、先生の話を聞くと効果がありそうだと納得する所が沢山あり、新しい英語の勉強方法を教わることができました。
課外活動・交友関係について
月曜の昼にはレベル別でクラス分けされたカンバセーショングループで他のクラスの人と会話をすることができ、火曜の昼にはGame clubという色々なゲームで遊ぶことができるアクティビティーに参加することができました。水曜はBook club、また木曜にはOutingというアクティビティーがあり、やることや行く場所が毎回変わるので、自分たちではなかなか行くことのなさそうな場所にもたくさん訪れることができました。Outingは参加人数も多かったので、自分のクラス以外の友達も新たに作ることができました。平日の放課後や土日にホストファミリーがいない時は他国の友達と遊んだり外出をしてなるべく英語に触れる機会を増やし、リスニング力とスピーキング力が上がるように行動しました。また、1人の時間ができたときは宿題や勉強に取り組むようにしていました。
今回の留学はどのような点でよかったと思いますか
まずオタワは日本人が少なかったため、英語学習をするのにとてもいい場所であったと思います。また、私のクラスは少人数(5人)だったので発言しやすい環境であり、発言する機会も沢山ありました。英語学習者同士である為、文法や単語を間違えたり聞き取れなかったりで何を言っているのかお互いに理解することができないこともありましたが、そういう時は文を紙に書いてもらうなど工夫して会話をしていました。みんなが積極的に発言するので私も負けじと発言しようとし、この環境が自分の英語学習に大いに役立ったのではないかと思います。クラス以外の友達でも私のことを気にかけ沢山話しかけてくれたり、ホストファミリーは私の発音練習に付き合ってくれたり、プレゼンテーションがあるときはその原稿を直してくれたりと、サポートしてくれました。私は留学中、本当に素敵な友達や先生、ホストファミリー、良い環境に恵まれていたと思います。
留学全般や留学先について後輩に伝えたいこと
オタワはカナダの首都ですが、バンクーバーやヴィクトリアのようなビルが立ち並ぶような都会ではないので、自然が溢れて、とてものどかで過ごしやすいでした。その為勉強に集中することができました。また、オタワは日本人が本当に少ないため、英語を学ぶには最適な場所であると思います。そして何よりも本当に人が親切で、多民族国家であるため多くの人が英語を学習するために苦労してきており、英語が喋れない私に対してとても優しく教えてくれたり、気にかけてくれる人たちが多かったです。ケベック州とオンタリオ州の境目にあるため英語とフランス語が入り混じっていてとても面白く、フランス語に興味がある人にとってもとても魅力的な場所だと思います。また、留学先の学校の先生や学生もみんないい人ばかりで困っていたらすぐに助けてくれますし、先生は相談に乗ってくれたりオタワのイベント情報や英語の勉強の仕方など授業以外でもサポートしてくれ、授業もとても充実していたので、文句なしのプログラムでした。