ゼミ紹介
- ※2026年4月以降の情報を掲載しています。
テクノロジーとメディアの⼼理学
〜認知⼼理学から人工知能（AI）まで、人間とは何かを問う〜
人間社会学部 総合心理学科
柳沢 昌義教授研究テーマ
・人の認知機能や脳科学について学び、人間とは何かについて学ぶ
・人工知能（AI）への理解を深め、人間とAIの違い、人間とは何かを学ぶ
・合わせて、最新のAI技術を学び、生成AIなどを駆使した研究を行う
・テクノロジーの教育への応用を学ぶ
・人間についての理解、人工知能との付き合いに関する⼼理学的実験や教育学的実験により、卒業研究を完成させる
研究内容
本ゼミでは、まず、⼼理・教育の接点となる分野を中⼼に学び、メディア研究、⼼理学的研究、教育学的研究へと発展させていきます。 まずは認知⼼理学の基礎となる様々な実験（マジックナンバー７、顔を覚えるなど）や、イメージと映像に関する⼼理学（錯覚、色の有効性、映像の⾒え⽅など）を中⼼に学び、そこから得られる数々の知⾒を、現実の問題解決に、どのように応⽤するかを考えます。 特に、デザイン（⾝の回りのデザイン、テキストデザイン、広告デザインなど）、教育（各種教育メディア、電子黒板など）に注⽬しています。
また、近年急速に進歩している、人工知能（AI）について、１から学びなおしを行い、人間らしさとは何か、人間とAIはこれからどのように付き合っていくべきかなどの議論をします。さらに、並行して、さまざまな生成AIを日常的に使いこなせるようにトレーニングをし、資料収集、研究、レポートづくり、プレゼンテーションなど徹底してAIを駆使できるように学んでいきます。
卒業研究では、普段から⾃分が感じている認知心理学的、教育学的、コンピュータ技術そして人工知能とのかかわりなどをテーマに⼀年間かけて研究します。
ゼミ生との共同開発で作成した巨大スクリーン。
そこに学生のChat文書が飛び交う。その文字を電子黒板機能で移動配置している。教育へのテクノロジーの応用研究の例。
過去の卒業論文テーマ例
・私たちはAIとどのように付き合うのか？・・・・・AI時代の課題と可能性 ～倫理、仕事、そして社会～
・自宅に超美男子のロボットが？・・・・・・・・・近未来のアンドロイド・ハウスロイドの容姿の適切性に関する研究
・紙の書籍はなくなってしまうのか？・・・・・・・タブレットPCとデジタルテキストの教育効果に関する研究
・巨⼤なスクリーンに溶け込む？・・・・・・・・・超巨⼤なスクリーンによる授業展開効果に関する研究
・漫画を読むと馬鹿になるのか？・・・・・・・・・漫画の教育的効果に関する研究
・漫画のコマ割りで記憶量は変わる？・・・・・・・漫画のコマ割りと理解度の相関及び学習漫画への応用の提案
・私はどうして⽅向⾳痴なのか？・・・・・・・・・空間認知能⼒と探索⽅略に関する研究
・少⼥漫画はよみにくいのか？・・・・・・・・・・少年漫画と少⼥漫画の質的違いは何か？
・PowerPointの授業はわかりにくい？・・・・・・・板書が理解に及ぼす影響
・Chatを授業で活⽤すると？・・・・・・・・・・・講義におけるChat画⾯共有の効果
・本に線をひくと覚えやすいのか？・・・・・・・・アノテーションの効果に関する研究
ゼミ生の声
「⼤学で学ぶ」という楽しさを満喫できます♪真⾯⽬な議論も、悩みも、恋愛話も全⼒で語ります♪♪ 課題とか⼤変なこともいっぱいだけど、達成感と充実感はいっぱい！！ ここで、⼈⽣の進路が決まりました。
卒業する時に⼤学で何を学んだかはっきりわかります。ゼミが楽しすぎて、学校に来るのが楽しみです。 ⼤変な就職活動中もみんなの話をきいたり、ゼミで息抜きをしたりしました。
少⼈数制なので、⾃分の意⾒が⾔えます。テレビで⾒ていた「討論」というものを体験できます！ これで私も評論家？？
ゼミ合宿が楽しい！バーベキューもしたし、花⽕も、みんなで観光もします。 ２泊３⽇の⼥⼦旅⾏です（先⽣は男⼦ですが＾＾）
「⼼理学実験」ってカッコいい響き！それを⾃分で計画・実⾏できます。