人間社会学部 総合心理学科
渡部 麻美教授

身の回りの問題を実証的視点で見る
社会心理学は他者との関わりを研究する分野です。私たちは他者との関係をどのようにつくっているのか、なぜ他者の目に映る自分を気にするのか、他者からどのような影響を受け、そして与えているのか。みなさんが日常生活の中でなんとなく感じている疑問や問題意識を、調査や実験を通して検討していきます。
『友人関係の長さと服装・話し方の類似性との関連』
『説得効果を及ぼすジェスチャーの研究』
『女子大学生の痩身願望と社会的価値観の関連』
『インスタグラムのプロフィールに設定される文字表記と印象の関連』
『リモートでのコミュニケーションの円滑さに関する研究』
『推しへの消費活動による金銭感覚の変化』
『就職活動における不安を緩和するものについて』
『大学生の自己肯定感の高さが対人関係に与える影響』
「卒業論文のテーマは、自分の興味のあることの中から選択できます。また、先生が丁寧に指導してくださるので、心配せずに研究を進めることができます」
「身近にあるちょっとした疑問と関連づけ、自分の関心のあるテーマを設定できるため、とても楽しく研究を進めることができます。授業で習ったことを、『実践』を通してアウトプットすることができるので、大学での学びをさらに深めることができました」
「先生との距離が近く、気軽に質問することができる環境でした。渡部先生の指導は大変丁寧で、疑問点があればその都度解決でき、最後までしっかりサポートしてくださいます。そのため、卒業論文の執筆もつまずくことなく取り組むことができました」
「私たちが日常生活を送るなかで抱く興味や疑問をそのままテーマに設定し研究することができるところが魅力です。渡部先生は学生の意見を否定せず、一人ひとりの個性に合わせてご指導してくださるので、興味関心のある研究テーマに対してとことん向き合えると思います」