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2026年02月16日:お知らせ

第19回保育子どもセミナー「絵本ができるまで」開催報告

保育子ども学科の教員から構成される保育子ども研究所は、2026年1月24日(土)、六本木校地の大学院棟にて、第19回保育子どもセミナー『絵本ができるまで-えほんさっかのゆくところ-』を開催しました。
講師には、絵本作家で本学卒業生の加藤晶子さんをお迎えし、絵本が生まれるまでの道のりを、制作の現場感とともにお話しいただきました。

講演では、アイデアの芽を見つけるところから、物語の軸を立て、ページの流れや"めくり"の設計を行い、編集者とのやりとりを重ねながら一冊へと仕上げていくプロセスが、具体例とともに紹介されました。作品づくりの中で「ここを右へ飛ばす」といった視線誘導の調整が入ることや、見せ方ひとつで読み味が変わることなど、完成品だけでは見えにくい工夫が丁寧に語られ、会場は終始引き込まれる時間となりました。

後半は参加型のワークショップも行われ、子どもの頃の記憶を五感でたどりながら"お話の種"を見つける試みが共有されました。さらに各学科の教員を交えたパネルディスカッションでは、子どもが物語の筋だけでなく、表紙の裏や細部の絵に長く目を留めることがある、といった読みの豊かさも話題になり、絵本が教育・保育の場で持つ可能性が多面的に掘り下げられました。質疑応答まで含め、絵本が「年齢で終わるものではなく、成長しても心に残り続ける媒体」であることを、参加者それぞれが持ち帰る機会となりました。

保育子ども研究所 所長 山本真実 教授は、今回のイベントを振り返り、次のようにコメントしました。

「今回のセミナーは幼児教育や保育教材としてのイメージが強い「絵本」を幅広い角度から捉えてみる機会として、本学卒業生の絵本作家である加藤氏に東洋英和での学びで得たことに触れながら製作過程について話して頂き、「絵本」が持つ力は多様であることを学ぶことができました。」




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